表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
インベンションマン|Invention-Man  作者: 黒珈|くろこ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

85/88

episode 084

 10分後……

 旧小学校前に冬流と夏純、そして連絡を受けた男子新聞部員4名が集まっていた。


 彼等は、半ば崩れ落ちた外壁の側にしゃがみ込んで打合せを行っている。


相手が獣祠道という妖術の使い手である事から、建物の階数を変える事は容易だと理解した冬流は、現実に則した対応を心掛けていた。


「5階建てが4階になったという事は、地下に1階分のスペースが出来たとも言えるな」

「成る程、その地下室が怪しいですね」

 第一発見者の部下が、相槌を打つ。


「ああ、そこに犯人が潜んでいる可能性は高い。まず俺が飛び込むから、残りの者は待機しておいてくれ」

「待った、手柄を独り占めする気?」

 話を聞いていた夏純が、むうと口をとがらせる。

「私も中に入る」


「冗談、女子を危険な目にあわせる事は出来ない」

「……こんな時だけオンナ扱いして」

 夏純は真剣に怒っているらしい。

 彼女の横顔に揺るぎない決心を見て取った冬流は、ふうと溜息を付くと尋ねた。

「得物は?」

「ここに」

 彼女は背中から、すらりと木刀を抜き放った。

「『紫陽花丸』……わたしの分身だ」


「分かったよ」

 腹を決めた冬流は、踵を返しながら彼女に言った。

「付いて来い、中に入るぞ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ