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僕を知らない僕  作者: 太秦佑助
第二章
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【メシアの正体】

この物語はフィクションであり、登場する組織や人物は実在のものとは一切関係ありません。また、物語には独特な考えが表れますが、これは物語を読みやすくするための要素であり、私個人の信念とは異なります。この点を理解いただいた上で、物語をお楽しみいただければ幸いです。

ウークは、メシアの話を聞いて驚いた。この施設にさらわれてきたのではなく、メシアは自ら潜り込んだスパイであった。また、メシアの目的は『モッカ帝国に誘拐された子供の救出』だという。メシアが言うには、ある場所に逃げる手立てはあるらしいのだが、警報システムに反応するためにその場所に近づくことができない。まずは、ウークたちは警報システムの解除が必要らしい。もし、バレたとしたら、この島ごとモッカ帝国に破壊されるかもしれない。逃げるのは一筋縄ではいかないかもしれない。あと、メシアはある男を探しているという。それは、南の蛮族の次期王だという。正式には、南の蛮族ではない。その国は「和国」というらしい。この国は和を重んじると同時に、世界一発展していた時代もあったほどの大国である。ほかの国と比べ、自立した国とも言われている。自立というよりは世界で特殊な考え方をしているために他の国との交友が少ないともいえる。和国は平和・自由・個変主義の三つの軸がある国でもある。また、京都にいる天皇家を境に南は和国、北をモッカ帝国が治めている。京都の天皇家は日本人の神である。だからこそ、日本人は京都に戦火をもたらすことをしない。だからこそ、京都は和国とモッカ帝国の緩衝地帯として存在している。緩衝地帯があることで戦争は起きずに済んでいる。しかし、モッカ帝国によるテロや人さらいなどの問題により、和国は苦しまれている。また、和国は平和主義であると憲法に示されており、他国から軍事戦争を仕掛けられない限り、軍事戦争をしないとしている。だからこそ、和国は人さらいやテロ行為などについては外交的な解決しかできない。もしくは、裏で動くしか方法がないのだ。また、日本人は天皇を神と信じると同時に、和国の民は「河童」を神としている。だからこそ、河童さえ見つけることができれば、容易に憲法を変えることが可能だ。また、河童がいれば、天皇であったとしても和国の民は恐れることはない。メシアは、和国では軍事戦争賛成派である。だからこそ、メシアは本来の任務であるさらわれた子供たちの救出と同時に河童を探している。河童さえ見つかれば軍事戦争をすることができ、モッカとの戦に終止符を打つことができる。メシアはその話をウークに伝えた。ウークもメシアの意見に同意見だった。同意見だからといって、ウークには疑問があった。バカの中に河童は存在するのかということだ。もし、河童であれば、もっとオーラがあるだろうと感じた。可能性があるならば、ベイパかモヤシのどちらかであろう。この二人は、なぜか自分の芯となるものがしっかりとしている。この二人でなければ、誰なのか。それはウークが会ったことない人物になるだろう。それは小早川秀冬か。それとも洗脳されたままの人か。それはわからない。しかし、この戦争において河童が鍵であることは確かだ。ウークはこの鍵を決して誰にも渡さない。和国の民をここから救出するためには、河童だけが頼りだ。ウークは河童を神として信じることはないが、メシアを信じようと思った。メシアの美しい顔には嘘偽りのないように見えた。いや、それは嘘でも信じたくなる美しい顔というのかな。

次話、11月9日17時から公開予定です。

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