表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
禁断LOVE  作者: コウユウ
第7章 新生活
PR
90/136

7-1

年が明け、1月6日。


朝7時5分前に浜田は到着した。

インターホンを鳴らし、すぐに拓斗がでてきたのだった。



「明けましておめでとうございます」


浜田は、拓斗の顔を確認し、一礼してくれた。

今日もスーツがよく似合っている。



「おめでとうございます。今年からよろしくお願いします」


拓斗もそんな浜田に一礼した。



「正月は、ゆっくりできましたか?それじゃー行きましょうか」


「お陰さまでゆっくりできましたよ。ほんとにありがとうございました」


「いえいえ、じゃー行きましょうか」


二人は、車に乗り、職場に向かったのだった。

途中、拓斗以外に2人を乗せた。拓斗と同じく今日からなのだろう。



工場の正門には、大きな三星自動車の看板がある。ここがこれから拓斗が働く工場である。

三星自動車は、誰でも知っている一流企業である。


工場から、少し離れた所に車を停め、3人を中へ案内してくれた。

工場の中は、広大な土地であり、至るところに建物が建っていた。1人で歩くと間違いなく迷ってしまう広さだった。



「こちらへどうぞ」


浜田は、少し小さめの建物へ入っていった。

いくつか扉があり、会社名が書いてある。派遣会社の名前なのだろう。

歩いていくと、ハマテクノと書いた扉があり、拓斗達は中へ案内された。


案外中は広く、事務所があり、その奥に会議室のような場所がある。

拓斗達以外に、10ほどの人がすでに座って待っていたのだった。



「じゃー空いてるところに座って待っててくれますか?」


浜田は、拓斗達を案内し終えると、事務所に座っていた社員なのだろう男性と話をしている。

社員は、浜田以外に3人いた。



「すごいよな、一度にこんだけの人雇うなんて」


拓斗の横に座っていた男性が、声をかけてきた。



「そうなんですか?私は派遣が初めてなので」


「おぅ、そうなんか、俺は今まで派遣を転々としてるからなー」


その男性、歳は40ぐらいだろうか。至ってどこにでもいる男だった。



「そうなんですかー、じゃーこの派遣会社がすごいんですか?」


「いや、他の派遣も数社入ってるけど、どこもおんなじぐらいの人数じゃないか?この三星がすごいんだよ」


「そうなんですかー。三星自動車ですもんね」


「あー、俺、田辺っていうんだ。よろしくな」


「あっ、西岡です。色々教えて下さいね」


二人が話をしていると、事務所のほうから浜田が全員の前に立ったのだった。



「皆様、ハマテクノ責任者の浜田と申します。よろしくお願いいたします」


午前中は、ハマテクノからの説明。昼から工場見学、会社の研修。

浜田は丁寧に今後の日程を説明してくれた。


浜田の話が終わり、まず部署を分けられた。

部署は4部署あり、塗装部門、軽自動車部門、乗用車部門、検査部門がある。拓斗は、乗用車部門に入ったのだった。


それぞれの部門に別れ、説明を受け、作業服をもらった。

仕事の内容はライン作業の2交代、朝は7時から4時まで。夜勤は6時から夜中の3時までだった。


同じ部署に入ったのは、拓斗以外に2人。ついさっきしゃべっていた田辺と、もう一人はまだ若いであろう、20歳ぐらいの青年で芝浦という名前だった。3人がそれぞれ自己紹介をし、午前は終わったのだった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ