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禁断LOVE  作者: コウユウ
第1章 既婚者と独身者
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1-6

彩夏は、山崎 誠と話に盛り上がっていた。


既婚者の坂上、田中そして西岡が、愛、茜とお互いの結婚生活について語りあっていた。

一番隅に座っていた岡澤は、独身ながらも既婚者の話に耳を傾け、みんなの話にうなずいていた。


「やっぱりどこも一緒だね」

一通り生活事情を聞いた愛と茜は、二人で納得していた。


坂上は結婚生活15年になるが、夫婦仲がいいらしい。子供がいないこともあるのだろう。

田中は、結婚して12年で、子供が2人いる。

夫婦仲はよくもなく、悪くもないが、家では会話はないらしい。

西岡 拓斗は、結婚して7年。4歳の男の子がいるらしい。


「西岡さんは嫁とは仲いいの〜?」


「最初の2年ぐらいかな〜、仲良かったのは。子供ができてからは全然喋らないようになったな〜」

西岡は愛の質問に対して、答えながら携帯を触っていた。

西岡は、愛と茜が来たときから、ちょくちょく携帯を触っていた。そんな西岡に愛はいい印象を持っていなかった。


「田中さんとこはどうなの?」

愛は田中に話を振ってみた。


「僕のところは、もうだめかな。嫁も夜ちょくちょく出ていってるしね。子供がいるからつながってるようなものかな」

田中は、笑いながら答えてきた。


「そうなんだ。それはきっと女がいるね」

愛は意地悪そうに言ってみた。


「別にいてもいいよ。もうどうでもいいしね。」

田中は完全に諦めモードである。


「最近俺も女でも探そうかな〜って思ってる。毎日ほんと楽しくないんだもんな。まだ子供がいるから楽しみはあるけどね。愛ちゃんところはどうなの?毎日楽しい??」


「うちもよく似た感じだよ。旦那は家のことはほったらかしだし、休みの日もどこで何してるかわからないしね。うちは子供が2人とも女の子だから、女3人は仲いいけどね」


「そりゃ〜愛ちゃんの旦那も女いるんじゃないの?普段の日は仕事終わったらすぐ帰ってくるの?」


「どうなんだろうね。仕事が何時に終わってるのか知らないしね」


「え、旦那の仕事終わる時間分からないの?」


「うん、だいたいは分かるけど、残業もしてるみたいだからね。ほんとに終わってる時間が分からないの」

愛は、旦那が仕事終わる時間をまったく理解していない。旦那の仕事は3交代で、週代わりで帰ってくる時間が違う。


二人で話に盛り上がっていると、隣でもよく似た話をしていたのは、茜と坂上、西岡だった。

話に入っていけない岡澤は、気づかない間に山崎の隣に移動し、彩夏と3人で話に盛り上がっていた。


愛は化粧を治そうと、茜を誘ってトイレに向かった。


「どう愛、いい人いる?」

茜は付けまつげを直しながら聞いてきた。


「坂上さんはほんと紳士的な人だよね〜。あ〜いう人は好きだけど、夫婦仲良さそうだしね。田中さんは感じのいい人だけど、ちょっとタイプじゃないかな」


「あとの3人はどうなの?あ〜でも西岡君はやめたほうがいいよ。いい人だけど女ぐせ悪いみたいだよ」

「そうなんだ〜。今日はそんな絡んでないけど、なんかずっと携帯触ってるよね。かなり感じ悪いよあの人」


「西岡君は口数少ない人だからね。仕事はものすごくできるんだけどね。他の2人はどうなの?」

茜はどうしても愛と誰かを引っ付けたいようである。


「どっちもいまいちだね。さっ、戻ろっか」

愛はまったく感心ないみたいである。







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