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禁断LOVE  作者: コウユウ
第6章 逃亡
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69/136

6-5

拓斗は、とにかく車を走らせていた、行き先もなく。


時間は朝の2時をまわっていた。


♪♪♪

愛の携帯が鳴った。


「こんな時間に誰?」


着信は茜だった。



「もしもし、愛!!あれからどうなったの?心配で寝れなくて・・・」


茜はもう自分の家に帰ってきていたが、愛のことが心配で寝付けなかったのだった。



「電話、迷惑だった?」


「ごめんね茜、心配かけちゃって・・・あれから色々考えてね・・・・駆け落ちすることにした」


「えーー駆け落ちーー!!」


さすがの茜も驚きが隠せないようだ。



「駆け落ちって、またえらく思いきったね」


「うん。拓斗がね、二人で逃げようって言ってくれたの」


「あの西岡君がねー。ちょっとびっくりだよ」


「そんなことになっちゃったの・・・ごめんねいきなりで」


「二人で決めたことなんだから、いいんじゃない。桜と向日葵はこのこと知ってるの?」


「うん。今ここにいる・・・」


「えっ、一緒にいるって・・・連れてきちゃったの?」


「うん。連れてきた・・・」


「そっか、やっぱり子供を放ってなんていけないもんね。それより西岡君よくOKしてくれたね。初めて会うんでしょ?」


「拓斗もいいって言ってくれたから」


今まで相談をしあっていた二人は、どちらも涙を流しながら話を続けたのだった。



「じゃーね茜。もうここからは電源切って誰とも連絡しないから。回りから色々聞かれると思うけど知らないって言っておいてね。迷惑かけるけどごめんね」


「いいよ。あとのことは任せて。誰にも絶対言わないから。元気でね」


「ありがとう。バイバイ」


愛は携帯を切り、電源も切ったのだった。


明日になれば、騒ぎが大きくなるだろう。

そうなれば、携帯なんてとどまることなく鳴り続けるだろう。


「拓斗運転大丈夫?」


「あー大丈夫だよ。愛は大丈夫か?」


「うん大丈夫。もう結構走ったよね」


「そうだな。それでも高速は使えないしな・・・ずっと下道で行かないとだめだな」


高速道路はカメラがあるため、もし捜索願いがでれば、ばれてしまう可能性がある。それ以前に高速料金なんて払うお金もなかったが。



「今日はこの辺で一旦停まろうか」


拓斗は閉まっているスーパーの駐車場に車を停めた。


「愛も寝れないとおもうけど、少しでも寝るようにしよう。無理して俺たちが倒れてしまったらどうしようもできないからな」


「そうだね。ちょっとでも寝ようか・・・」


二人はシートを倒し、横になった。

二人ともまったく寝ることができなかったが。





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