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禁断LOVE  作者: コウユウ
第7章 新生活
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7-31

3月11日。


本来なら、今日の朝から地元に帰る予定だったため、荷物を片付けてしまい、部屋は来たときと同じ状態になっていた。


昼になり、拓斗はハマテクノへ向かった。

アパートの契約が今日できれてしまうため、電話をしたのだが、書類にサインしなければならないためだった。


拓斗が出ていったあと、三人は特にすることもなく、いつもの公園に向かったのだった。

この公園も、三人で何回も来た思い出の場所だが、もう来ることはないだろう。



「ねぇー愛ちゃん?ほんとうに帰っても大丈夫なの?桜が帰りたいって言ったから帰るんでしょ?」


桜は、自分が帰りたいと言ったことを気にしていたのだった。



「桜は気にしなくていいからね。帰ってちゃんとお父さんと話しなきゃね。嫌だけどね。逃げてるだけじゃ前に進めないしね」


「うん、ありがとう。帰ったらどこで住むの?」


「とりあえずは派遣の人が用意してくれたアパートで暮らさなきゃね。落ち着いたら団地の中でアパート探す予定だよ」


「そっかー・・・とうぶんはアパートなんだね・・・」


「ごめんね・・・今は我慢して。これから先はどうなるかまだわかんないけどね」


桜も向日葵も、今まで一軒家で自分の部屋を持っていた。それが当たり前だった。



「うん。桜は愛ちゃんがいるからいいや。それだけでいいよ」


桜は、愛にまんえんの笑みを見せたのだった。



「向日葵、ブランコしよっ」


「うん、桜ちゃん押してよ」


桜は向日葵を誘い、ブランコのほうへ走っていった。

愛はベンチに座り、二人の楽しそうな姿を見ていたのだった。



「愛ちゃん!!」


愛はいつの間にかうたた寝をしていたみたいで、目の前に桜と向日葵が立っていた。



「愛ちゃんこんなところで寝てたら風邪引いちゃうよ」


「ほんとだね・・・あっ、もうこんな時間!?」


一時間ぐらいは寝ていたのだろう。公園の時計は4時を指していた。



「もうパパ帰ってるかもね、そろそろ帰ろうか」


「うん、帰ろっ」


3人は仲良く手をつなぎ、アパートへ歩き出したのだった。



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