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坂上、茜、そして香奈の3人は、応接室で話をしていた。
坂上は、拓斗からの電話の内容を含め、2人が駆け落ちするまでの経緯を話したのだった。
「奥さんの気持ちも分かりますが、私たちの立場も分かってください。もし、逆の立場で奥さんの親友や会社の同僚が同じようなことをしたときに、どちらの方を持ちますか?」
「それはそうだけど・・・」
「でしょ?逆の立場だったら奥さんだって助けてあげようと思うでしょ?」
「・・・」
香奈はさっきまでの勢いはなく、戦意喪失していた。
「私も山本も嘘をついていたことは謝りますが、西岡も愛さんも毎日深刻そうにしてましたよ。二人のやっていることは間違ったことですけどね」
「もういいです・・・もう諦めます・・・」
「また、西岡から連絡あったらすぐに報告しますので」
香奈は、その後何も言わずに会社をでていったのであった。
「坂上さんありがとうございました。一時はどうなるのかと思いましたよ・・・」
「まぁーこれでここへはこないだろっ」
二人は、事務所に戻り、同僚達に事情を説明したのだった。
皆は、何も知らなかったので驚いていたのはいうまでもないが。




