第41話 目的
体調不良の為更新頻度が下がりそうです。
私達は魔獣の気配を感じたため一旦にろの街に戻った。
「カルミア……魔獣が居るけどどうする?倒して進む?」
「ここまで来て残念だけど、魔獣と戦ってまで進む価値ある?」
「正直価値はないと思う……けど魔獣がいつ人を襲うか分からない」
「そうね。でも下手に刺激しない方が良いとも思う」
「どちらも正しいと思うわ。とりあえず違う道も探してみようか」
私達はこの街に少しの間滞在して他に進める道が無いかを探してみる事にした。
翌朝、街の中が騒がしくて目が覚めた。受付に行き理由を聞くと魔獣が街の近くまで接近して来てるらしい。
「小型の魔獣が数匹この街に近付いてるそうです……逃げてください!」
「逃げるのですか?」
「私達も民間人を誘導してから逃げます」
「……他に冒険者は居ますか?」
「今滞在してるのは貴女達だけですが」
「でしたら私達が時間を稼ぎます」
「危険です!魔獣の恐ろしさを知らないから……」
「知ってますよ。私達魔獣と戦ったこと有ります。だから戦えます」
「正直少しでも時間を稼いで頂けると助かりますが本当に良いのですか?」
「元々この先に進みたかったので、魔獣は邪魔な存在だったので。一応聞いておきたいのですが、魔獣の現れた場所の近くに住んでる人は居ますか?」
「居ませんし、家も有りません」
「それなら戦い易いですね……今から行ってきます。カルミアはどうする?」
「今度は私も一緒に行くよ」
私達は魔獣が見つかったと言われる付近に急いで向かうと途中から何個かの魔力の反応を感じた。
「カルミア、魔獣が近いからここで待機していて」
「私にも出来る事はない?」
「ここで待っててくれたらいいよ。敵を倒せたら解体は任せるから」
「分かった」
私はそこから体を魔力で強化して急いで魔獣に向かった。
少し進むと狐の魔獣を5匹見付けた。
私はそのまま突撃すると動きは此方の方が早く優位に戦えて数分後にはすべての魔獣を倒した。
「カルミア……勝ったよ!」
「お帰り……無事でよかった」
その後はカルミアが解体してくれてる間にギルドには5匹の魔獣を倒したと報告しにいって、
ギルドの人に確認してもらい街の避難騒ぎは収まった。
「この倒した魔獣の骨とか毛皮は買い取ってもらえますか?」
「……買い取れますが、代金は後日でも大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ」
「……それ以外はどうされるのですか?……というか魔獣の解体とか出来るのですか?」
「出来ますよ。あとでギルドまで持って行きますね」
私が魔獣の肉から魔力を抜きカルミアが解体する……作業をしていると周りに人が集まって来た。
「これが魔獣……よく勝てたね」
「解体するのなら私達も手伝うよ」
集まってきた人たちも手伝ってくれて作業は意外に早く終わった。
「手伝ってくれたお礼に肉食べませんか?」
「いや、私達が助けて貰ったから手伝ったのにそのお礼貰うのは……」
「食べて行ってください……肉から魔力を抜いてあるので食べても病気になりませんよ」
強引にその場で肉を焼いてみんなで食べた。最初は遠慮していた人が多かったが食べた人の反応を見て皆が食べ始めた。
「この肉は美味しいし……何か体が元気になる気がする」
「微量の魔力が肉の中に残ってるのでそれを摂取すると体にいいみたいです」
皆が食べ終わったので注意しておいた
「この肉は特殊な処理をしたので食べられますが、魔獣の肉は普通には食べられませんので注意してください」
皆は残念そうだった。
私達はギルドに戻ると受付の人に言われた
「肉美味しいみたいですね……」
「買い取ってもらえますか?」
「買い取ります!」
「冗談です。少し分けますね。残りは私達の旅に使うので……」
「良いのですか?」
「良いですよ」
私達が肉を分けると、翌日受付の人が「また魔獣出ないかな」と言ってるのが聞こえた……。
安易に分けるのは良くないかも。
今後の展開の参考にもなりますので評価、感想など頂けると助かります。
ここまで読んでいただきありがとうございます。




