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オレたちエクソシスト  作者: 地野千塩


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エピローグ

 篝火の音楽活動は、順調だった。


 動画サイトにあげた賛美歌の動画は、その界隈では珍しく再生回数や登録者数がのびた。


 美湖や雲雪目当ての再生も多いようだったが。美湖は全くの無名だったが、「あの美しい歌声は誰?」とネット上で少し話題になっていた。


 動画撮影、編集などの裏方作業は、篝火の担当で忙しかったが、充実した生活を送っていた。


 仕事も相変わらずこなしていた。意外と一日ちゃんと8時間働くのも、会っているのかもしれない。


「篝火くん、動画見たよ」


 朝、ディスクにいると上司の充希から声をかけられた。会社でも音楽活動がちょっと話題になってしまい、恥ずかしい。


「あざーっす」

「ここ、会社よ? もう少し言葉遣いをきちんとしなさい」

「はーい」


 充希に怒られながらも彼女の背後に悪霊がいないかチェックしてみたが、何も見えなかった。


 どうも最近、悪霊が見えなくなっていた。


 たぶん、もう神様からエクソシストの仕事はしなくて良いと言われているのだろう。悠一や直恵、桜がエクソシストをやっているし、自分は音楽活動もある。


 いくつもの草鞋を履けるほど、篝火は器用では無いようだった。


「そういえば、あの動画に出てた美湖さんって人綺麗ねー」


 ちょっとジェラシーが滲んだ声で充希が声を出す。


「ちょ、別に彼女とかじゃないからね」


 そうは言ってもこんな風に自分の感情を表現しはじめた充希は、それでも良いんじゃないかと思いはじめた。


「今度さ、神奈川の教会でゴスペルの演奏会行く予定なんだけど、充希さんは見に来る?」

「え? いいの?」

「うん、チケットもあげるから」


 そう言うと、充希はとても喜んでいた。


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