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第二章 昔のお話…

…前回の話…

聖奈美(みなみ)が通っている学校に転校生として来た、超売れっ子のBlue Stormが転校し、蒼空(そら)が突然席が近くなった記念で放課後カフェに行こうということに…果たして聖奈美(みなみ)はどうなるのか!

 5限目の終わり、私はずっと心臓がバクバクして、放課後が待ち遠しかった。だけど、私はちょっと気になっていたことがあった。それは…地下アイドルと超売れっ子アイドル一緒にカフェ行ったら、やばくないか??ということだった。もし記者に捕まって写真とか撮られたりしたら…もし私のファン(少ないけど……)とBlue Stormのファンのwindy'sにでも見つかったりしたら…そんなことを考えているうちに授業が終わり、放課後だった。気づけばBlue Stormのみんなのまわりには大勢のクラスメイトが囲んでいた。

「ねぇねぇ一緒に遊ぼうよ〜転校して来たばっかだし、仲良くなりたいでしょ!ね!(圧)」

そう言ったのは、このクラスで一番のマドンナの唐紅(からくれ) 美沙希(みさき)ちゃんという子だ。私とは違い、明るくて可愛くて、スタイルも良くて、陽キャで…完璧と言っても過言ではないぐらいの子だった。まあそれはそうだ。この子もBlue Stormと同じような売れっ子だからだ。

もうそんな状況でこんな売れてもない、可愛くもない地下アイドルと遊ばずに売れっ子のところにいくのだろうと私は思った。帰りの支度をして帰ろうとしていたその時…

「おい!聖奈美(みなみ)待てよ!!」

といつもそんなキャラではない、小鳥遊(たかなし)くんが声を荒げて私に言ってきた。

その後、小鳥遊(たかなし)くんは私の隣に来て、

「ごめんみんな!!今日は、メンバーみんなと聖奈美で一緒に遊ぶ予定だったからっ!」

そう大声で教室に響き渡る声で言った。みんなは驚き過ぎて立ち尽くしている状態だった。それはそうなるなと私は内心思っていた。だって、私はもともとオタクで空気のような存在だったからだ。

 〜3年前〜

聖奈美「あぁぁ〜」

 友達「いきなりそんなため息ついて。どうしたの?」

聖奈美「なんかアイドル見てたら、私もこんな風に目立ってみたい、ファンの人に愛られたいと思ってさ…」

 友達「ほんと聖奈美ってアイドル好きだよねぇ〜特にBlue Stormの小鳥遊(たかなし) 凪(なぎ)くんとか」

聖奈美「そうそう!!凪くんは、お顔も性格も最高だもん!推さないわけがないじゃんか!!」

 友達「あ!じゃあ、聖奈美がアイドルなっちゃえば??その夢叶うじゃん!顔もそこそこいいと思うし!」

聖奈美「ほんと?!というかそこそこって、失礼な笑」

 友達「笑笑」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 そんな楽しかった中学2年生は終わり、私は受験生となった。受験生となり、勉強を頑張っていたが、一向も伸びず、先生との面談で言われたのは

「天童さん、あなた高校受験を舐めてますよね??今のままだと、志望校行けませよ?というどころか、高校に行けないかもしれません。(笑)」

と先生に笑いながら言われてしまったのだ。そこで私は決意したのだ。アイドルになって芸能学校に入ってやる!と。

 そこから、アイドル事務所を片っ端からオーディションがないか探し、あったらすぐ受ける、あったらすぐ受けるというのを繰り返したが、オーディションの結果はずっと不合格のままだった。

そこでやっと合格したのが、今入っている事務所だった。顔がちょっと良くてダンスをちゃんとしなくても受かるところだった。私は最初そんな地下アイドルよりもずっとずっと地下のアイドルでもいいかな…と悩む時もあったが、もうここしか入れるところがなく、ここのアイドル事務所に入ったのだ。

だが、そんなことで芸能学校に入れるなんてそんな甘くはない。アイドルになった後は勉強とアイドル活動を両立しながら頑張った。

 その成果は報われ、ギリギリ芸能学校に入ることができたのだ。

 〜高校初日登校〜

 芸能学校に入る生徒とは恐ろしいものだ。コミュニティーケーション能力が高すぎる。私は初日から思った。なぜかというと初日にもう友達が出来ており、タメ口でお互い話していたからだ。私は当然のようにコミュニティーケーション能力が低すぎるので、誰とも話さないまま、1限目の授業で自己紹介が始まった。何を言おうか何も考えておらず、私はガチガチのまま自己紹介をした。

「えええと、天童 みみみなみって言いますすす。ああいどどるいちおおうやってますす…Blue Stormのたたたかなし ななぎくんん推しですす…よよろしくおおねがいしまますす…」

終わった後、あっこれ完全にミスってしまったと私は思った。なぜなら、完全に内容が薄過ぎたのと、アイドルをやっているのに、他のアイドルを推しているということを言ってしまったからだ。

 そこからは、アイドルがアイドルを推しているということが噂になり、まわりの人は私に近寄りたがらず、私はぼっちのままだった。


次はやっとカフェに行きますよ!!let's go!

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