祭り後編
1999/8/25
この日はある町の夏祭りだった。俺と弟と親で行った
「亮汰!今度はあっちに行こう!?」
「いいぜ暗太!」
「気をつけていけよー」
「気をつけてね~」
「やっぱり祭りは楽しいな」
「そうだね」
「キャー!!」
「この声は母さん!?」
「行こう!亮汰!」
「ああ!」
「母さ・・ん?」
「亮汰!暗太!」
母は俺と弟を抱きしめ泣いていた
「お前ら誰も近づくな!こいつを殺すぞ」
「誰か・・助けて・・」
暗太と同じクラスの女の子が捕まっていた
捕まえているのはホームレスのおじさんだった。右にナイフを持っている
「理貴子!」
「暗太くん・・」
「今助けに・・」
「くるな!こいつを殺すぞ!」
「暗太、亮汰!行くのはよして!」
「けど理貴子は・・」
「てめぇら少しでも近づいてみろ!こいつを本気で殺すぞ!この子もこの親父見たいにされたいのか?」
「おいてめぇ!何父さんけってんだ!」
「ああ?こいつはもうしんでんだよ!」
ホームレスは父さんの首を持ちナイフで数回また突き刺した
「てめええええ!」
「暗太!」
「ああ!いくぞ!」
「おらあああ!」
俺はホームレスのナイフを取り上げ、暗太は理貴子ちゃんを助けた。
「警察だ!手をあげろ!」
「てめええええ誰の父親を殺ったかわかってのかあ!」
俺は気が狂いホームレスの顔面を地面に叩きつける
「亮汰!理貴子はもう無事だもういい!」
「てめえさえいなければ!父さんは死ななかったあ!」
「君!どくんだ!」
「だまれえ!こんなやつは殺さないと駄目だあ!」
ナイフをホームレスの首にくっつける
「すまん!許してくれ!」
「君!」
「はあはあ!」
俺はナイフを落とし母さん達の方に行こうとした「騙されたなぁガキが!」
ホームレスは落ちたナイフを拾い俺に近づいてきた
「しねええ!」
「うわあああああ!」
俺はとっさにナイフを取り上げホームレスの左胸に突き刺した
ブツッと音がして皮膚が破け内部の肉を突き刺していく
「うおおおおおお!」
ついに俺の左手はホームレスの左胸に吸い込まれナイフの刃は心臓を貫き奥へ奥へと進んでいく
「かはっかっ!」
ホームレスは倒れ死んだ・・
「あ・・ああ」
俺の左手は真っ赤に染まり、その液体がなんなのかを考える
「う・・うわあああああああああああああああああああああああああああああ!」
そこから先は覚えてない・・
俺は裁判などに出たがなんとか大丈夫だった。
「亮汰・・」
「亮汰父さんの仇を打ってくれてありがとな」
「ああ・・けど俺は殺してしまった」
「きっと大丈夫だ」
2014/8/25
「亮汰?どうかした?」
「うわっりんか・・」
「どうかしたの?」
「いいや、ちょっと昔の頃を思い出してな・・
」
「亮汰・・亮汰の過去教えて?」
「すまんできない」
「お願い!」
「・・俺を怖がったりしないか?」
「うん絶対にしない」
「わかった」
俺はりんにすべて話した。
「そんなことがあったんだ・・大変だったね」
「りんは怖くないのか俺が?」
「うん怖くないよ。誰だって言いたくないことはあるんだよ、だからその話は秘密にしとくね♪」「ああ、ありがとうりん」
「それにしても亮汰すごいね」
「すごくないよ。そのせいで暗太が他の友達と遊べなくなったんだ、だから引っ越しもした」
「俺が教えたんだからりんも何か秘密教えてよ」「えっ?嫌だよはずかしいもん」
「そういわずにさってうわっ!」
「きゃっ!」
「いてて、りん、大丈夫か?」
「りょ、亮汰!やめて!」
「えっ?うわああ!ごめん!本当にごめん!悪気はないから!」
「もうまったく~こんなとこで触ってどうせ狙ってたなら部屋にしてよ」
「いやあれは狙った訳じゃないんだ!」
「本当に?」
「本当にだ」
「もーしょうがないね」
「本当にすまん」
「今度からさわるのはひとがいないとこね」
「いやだからあれは」
「わかってるよ。からかっただけ」
「じゃあ帰るか」
「うん♪それで帰ったらまた触るの?」
「さ、さわんねえよ!」
「フフッ」
「ハハハ」
「本当にりんといると面白いな」
「じゃあまた行こうね?」
「ああ、毎週位のペースでこよう」
「うん♪」




