原宿カニカニ大作戦
日曜日の原宿は、朝から人であふれていた。
竹下通りには、色とりどりの看板が並び、クレープの甘い匂いが漂っている。
古着屋。
アクセサリーショップ。
輸入雑貨店。
派手な服を着た若者たち。
そして、その雑踏の中に、明らかに場違いな一団がいた。
金城豊。
財前守。
京極怜音。
海宝瑠璃。
花園真珠。
富轟戦隊ダイフゴーの五人である。
そして、もう一匹。
「カニ……カニィ……」
蟹女だった。
赤い甲羅。
大きな鋏。
人間離れした姿。
その首には、瑠璃が用意した立派な革の首輪がつけられている。
さらに身体の前には、木の札がぶら下げられていた。
『ペットです
人に危害は加えません』
その鎖を持っているのは豊である。
「カニィ……」
蟹女は悲しそうに鳴いた。
道行く若者たちは、驚きながらも足を止める。
「なにあれ、着ぐるみ?」
「すごーい、リアル!」
「映画の宣伝かな?」
怜音はサングラスをかけ、涼しい顔で歩いている。
「原宿じゃ意外と目立たないな」
守は冷静に周囲を見回した。
「仮装文化と流行の多様性に救われたな。新宿や霞が関なら通報されている」
真珠は心配そうに蟹女を見た。
「坊ちゃま、本当にこのような格好でよろしかったのでしょうか」
豊は鎖を持ったままうなずいた。
「蟹女も基地に閉じ込められてばかりでは気が滅入るだろう。たまには外の世界を見るべきだ」
「でも、首輪と看板は……」
瑠璃が扇子を広げた。
「必要ですわ。原宿とはいえ、怪人をそのまま歩かせるわけには参りません。人々に安心を与えるための表示です」
「カニィ……」
蟹女は看板を見下ろし、また小さく鳴いた。
人間の言葉は読めない。
だが、なんとなく不名誉なことを書かれているのは分かった。
豊は蟹女に言った。
「我慢しろ。今日は遊びに来たんだ」
「カニ?」
遊び。
その言葉の意味は分からない。
けれど、豊の声がいつもより少し柔らかいことだけは分かった。
蟹女は小さくうなずいた。
「カニ」
*
五人と一匹は、おしゃれなブティックへ入った。
店内には、鮮やかなワンピース、ジャケット、帽子、アクセサリーが並んでいる。
店員は蟹女を見て一瞬固まったが、怜音が笑顔で言った。
「撮影の衣装合わせなんだ。気にしないでくれ」
「あ、はい! 芸能関係の方ですか?」
「まあ、そんなところだ」
怜音の顔を見た店員は、すぐに納得した。
世界的ミュージシャンの顔は、やはり強かった。
瑠璃は真珠を見た。
「真珠さん」
「はい」
「あなた、いつもメイド服ばかりですの?」
真珠は自分の服を見下ろした。
黒と白のメイド服。
金城家の中でも、基地でも、戦いの後でも、彼女はほとんどこの姿だった。
「わたくしはメイドですので」
「それは分かっています。でも休日に原宿へ来てもメイド服というのは、少々頑固ですわ」
豊が真珠を見た。
「真珠」
「はい、坊ちゃま」
「お前も着てみろ」
「えっ」
真珠は目を丸くした。
「わ、わたくしが、ですか?」
「そうだ。命令だ」
豊がそう言うと、真珠は逆らえなかった。
「……かしこまりました」
瑠璃は微笑んだ。
「では、わたくしが選んで差し上げます」
そこから、二人の華やかなファッションショーが始まった。
最初に出てきたのは瑠璃だった。
白いブラウスに、淡い黄色のミニスカート。
上品な帽子を合わせ、いかにも旧家の令嬢らしい清楚な装いである。
怜音が指を鳴らした。
「いいね。原宿のお嬢様って感じだ」
守がうなずく。
「ブランド価値は高い」
豊も素直に言った。
「似合っている」
瑠璃は満足そうに微笑んだ。
「当然ですわ」
次に、真珠が試着室から出てきた。
薄桃色のワンピース。
肩までの清楚な髪に、リボンの髪飾り。
いつものメイド服とは違い、柔らかく、年相応の女性らしい姿だった。
豊は思わず言葉を失った。
「……真珠」
「坊ちゃま、やはり変でしょうか」
「いや」
豊は少しだけ視線を逸らした。
「よく似合っている」
真珠の頬が赤くなった。
「ありがとうございます」
その二人を見て、瑠璃は胸の奥が少しだけちくりとした。
だが、以前のように言葉を荒げることはなかった。
「真珠さん」
「はい」
「その服、悪くありませんわ」
「瑠璃様……ありがとうございます」
蟹女は二人を見比べながら、楽しそうに鋏を鳴らした。
「カニ、カニィ!」
真珠は笑った。
「蟹女様も褒めてくださっています」
瑠璃はふっと笑う。
「分かるのですか?」
「なんとなく、です」
*
その時、守がふと蟹女を見た。
「怜音」
「なんだ」
「蟹女って、裸なのか?」
店内の空気が止まった。
蟹女は首をかしげる。
「カニ?」
怜音は腕を組み、まじまじと蟹女を見た。
「そうだな。甲羅が服みたいなもんだが……原宿に来たんだ。ペットにも服を着せてみるか」
「カニィ?」
蟹女は嫌な予感がした。
数分後。
蟹女は特大サイズの派手な服を着せられていた。
巨大な赤い甲羅の上に、無理やりかぶせられた水玉模様のワンピース。
大きな鋏には手袋が入らず、袖から鋏だけが突き出ている。
脚の数とスカートの幅がまったく合っていない。
「カニ……」
蟹女は鏡の前で固まった。
怜音は腹を抱えて笑った。
「これは新しいな!」
守は眼鏡を押し上げる。
「前衛ファッションとして成立する可能性はある」
瑠璃は首を振った。
「成立しませんわ」
さらに怜音が金髪のウィッグを持ってきた。
「次はこれだ」
「カニ?」
蟹頭の上に、金髪のウィッグが乗せられた。
甲羅の棘に引っかかり、妙な角度で固定される。
蟹女は鏡を見て、完全に沈黙した。
守が両手を広げる。
「じゃーん。蟹女にもおしゃれさせてみました」
豊が真顔で言った。
「似合う」
「カニィ!?」
蟹女は本気で驚いた。
真珠が少し考え込む。
「顔を塗ったら、人間に見えませんか?」
全員が蟹女を見た。
「カニ?」
嫌な予感が、今度は確信に変わった。
*
真珠は丁寧だった。
蟹女の白い顔に、肌色のファンデーションを少しずつ塗っていく。
元々、蟹女の顔は白く、赤い化粧を塗ったような模様があった。
真珠はその赤みを隠すように、慎重に色を重ねた。
「じっとしていてくださいませ」
「カニィ……」
蟹女は目をつぶって耐えている。
やがて顔を塗り終えると、真珠は手鏡を差し出した。
「できました」
蟹女は鏡を見た。
金髪のウィッグ。
肌色に塗られた顔。
妙に派手な服。
甲羅と鋏さえなければ、確かに少しだけ人間に見えなくもない。
豊が言った。
「人間みたいになったな」
守が冷静に分析する。
「遠目なら、人間と誤認する可能性が二十七パーセントはある」
怜音が笑う。
「首輪と看板、いらなくないか?」
豊が鎖を見た。
「逃げたらどうする」
その時、おしゃれした瑠璃が前に出た。
淡い黄色の服に着替えた彼女は、いつもより少し柔らかく見えた。
「ソイツは逃げませんわ。取ってあげなさい」
蟹女が驚いて瑠璃を見る。
「カニ?」
瑠璃は少しだけ顔を背ける。
「何ですの。その顔は」
豊は瑠璃を見た。
「本当にいいのか」
「ええ。今日くらいは構わないでしょう」
豊はうなずき、蟹女の首輪を外した。
看板も外す。
蟹女は自分の首元を触り、信じられないように目を丸くした。
「カニ、カニィ……」
真珠が微笑む。
「よかったですね、蟹女様」
蟹女は小さく頭を下げた。
「カニィ」
ピンクの服に着替えた真珠は、そっと言った。
「言葉さえ話せたら、私たちと何も変わらないわね」
「カニィィ……」
蟹女は胸に鋏を当てた。
その声は、嬉しさと寂しさが混じっていた。
瑠璃はそれを見て、静かに言った。
「早くしゃべれるようになりなさい。そうすれば、余計な誤解も減りますわ」
「カニ!」
蟹女は元気にうなずいた。
*
その頃、原宿の地下を流れる暗渠の中で、カイサーンの戦闘員たちがうごめいていた。
その中心に、新たな怪人がいた。
細長い脚。
鋭い爪。
鮮やかな赤と白の縞模様。
伊勢海老をモチーフにした怪人、イセエビラーである。
「エビビビビ! 地上人どもは服飾などという無駄な飾りに金を使っている!」
イセエビラーは巨大な鋏を振り上げた。
「ならば、この原宿を我らカイサーンの海底ファッションで染めてくれる!」
戦闘員たちが叫ぶ。
「ギョギョー!」
「海底流行、万歳!」
イセエビラーは下水管から地上を見上げた。
「まずは、派手な若者どもを海藻まみれにしてやるエビ!」
*
ブティックでは、真珠と瑠璃の第二回ファッションショーが始まっていた。
瑠璃は黒いミニドレスに白いジャケット。
真珠は水色のワンピースにカーディガン。
二人が並ぶと、店内の客たちが思わず見とれた。
「モデルさんですか?」
「すごい綺麗……」
怜音はサングラスを外して言った。
「二人ともステージ映えするな。俺のライブに出るか?」
瑠璃が即答した。
「お断りしますわ」
真珠は困ったように微笑む。
「わたくしは人前に出るのは少々……」
蟹女はその横で、金髪ウィッグを直そうとして鋏を引っかけている。
「カニィ……カニィ……」
豊が手伝おうとした瞬間、店の外で悲鳴が上がった。
「きゃあああ!」
「怪物だ!」
「海老だ! でかい海老!」
窓の外を、カイサーン戦闘員たちが走り回っていた。
若者たちの服に海藻を投げつけ、帽子の代わりに貝殻をかぶせている。
その中心で、イセエビラーが高笑いしていた。
「エビビビビ! 原宿ファッションなど古い! これからは海底コーデの時代エビ!」
怜音が肩をすくめた。
「変な怪人が来たな」
守が端末を構える。
「カイサーン反応を確認。敵だ」
豊は変身ブレスに手をかけた。
「行くぞ」
その時、瑠璃が言った。
「待ってください」
彼女はまだおしゃれ着のままだった。
真珠もメイド服ではなく、水色のワンピースを着ている。
「この格好のままですか?」
真珠が戸惑う。
瑠璃は扇子代わりに店の帽子を手に取った。
「せっかく着替えたのです。少しは役立てましょう」
真珠は目を丸くしたが、すぐに微笑んだ。
「かしこまりました、瑠璃様」
*
原宿の路上。
イセエビラーが若者たちを追い回している。
「エビビビ! このジャケットは生意気エビ! 海藻マントを着るエビ!」
そこへ、黒いミニドレス姿の瑠璃が颯爽と現れた。
「おやめなさい」
イセエビラーが振り向く。
「何者エビ?」
「原宿の美意識を乱す無作法者に、名乗る名前はありませんわ」
瑠璃は帽子を投げた。
帽子は回転しながら戦闘員の顔に命中する。
「ギョッ!」
続いて真珠が水色のワンピース姿で飛び出し、店のハンガーラックを押して戦闘員をまとめて弾き飛ばした。
「失礼いたします」
戦闘員たちが倒れる。
瑠璃は華麗な蹴りで敵を払う。
真珠はショッピングバッグを盾にし、敵の攻撃を受け流す。
その姿は、まるでファッションショーと格闘技が合わさったようだった。
怜音が口笛を吹く。
「いいねえ。変身前でも絵になる」
守が冷静に言う。
「衣装の機動性は意外と高い」
蟹女も飛び出した。
まだ金髪ウィッグと派手な服のままである。
「カニィ!」
蟹女は鋏で戦闘員を挟んで持ち上げる。
「ギョギョー!」
だがウィッグがずれて目にかかり、蟹女は前が見えなくなった。
「カニ!? カニィ!?」
そのまま横歩きで店のマネキンに激突する。
マネキンの帽子が頭に乗った。
豊は思わず叫んだ。
「何をやっている、蟹女!」
「カニィ!」
本人は真剣だった。
イセエビラーは怒った。
「ええい、ふざけた格好で邪魔をするなエビ!」
巨大な鋏が瑠璃と真珠へ向かう。
豊が前に出た。
「ここまでだ。みんな、変身するぞ!」
五人はブレスを掲げる。
「富轟チェンジ!」
「ダイフゴー!」
赤、青、黒、黄、桃の光が弾ける。
「巨万の勇気! フゴーレッド!」
「相場を制する知略! フゴーブルー!」
「漆黒の旋律! フゴーブラック!」
「気高き黄金の誇り! フゴーイエロー!」
「奉仕の真心! フゴーピンク!」
五人が原宿の通りに並び立つ。
「富轟戦隊!」
「ダイフゴー!」
*
フゴーレッドは二丁拳銃を構えた。
「レッド・ミリオンショット!」
光弾が戦闘員を吹き飛ばす。
フゴーブルーは大砲銃を構える。
「ブルー・マーケットキャノン!」
海藻の山ごと敵を吹き飛ばした。
フゴーブラックはギターアックスを鳴らす。
「ブラック・ロックアックス!」
音波の衝撃がイセエビラーをよろめかせる。
フゴーイエローは弓を引き絞る。
「イエロー・ゴールドアロー!」
矢がイセエビラーの鋏を弾く。
フゴーピンクはピンクサーベルで戦闘員の群れを切り裂いた。
「ピンクサーベル!」
蟹女はその後ろで応援している。
「カニ! カニィ!」
イセエビラーは怒りに震えた。
「おのれダイフゴー! 原宿を海底ファッションの都にする計画が!」
レッドが叫ぶ。
「人の街を勝手に染めるな!」
五人の武器が集まる。
二丁拳銃。
大砲銃。
ギターアックス。
弓。
ピンクサーベル。
黄金の必殺砲、富轟バスターが完成する。
「富轟バスター!」
五人が力を込める。
「ダイフゴー・ゴールドバースト!」
黄金の光弾がイセエビラーを直撃した。
「エビィィィ!」
イセエビラーは爆発した。
だが、爆煙の中から黒い波が立ち上がる。
深海からクラーケンの声が響いた。
「海の悪魔よ、イセエビラーの派手なる魂を捧げ賜う」
黒い霧が集まり、イセエビラーの体が巨大化する。
「エビビビビ! 巨大海底ファッションショーの開幕エビ!」
巨大イセエビラーが原宿のビルの間に立ち上がった。
レッドが叫ぶ。
「豪商軍だ!」
*
ダイフゴー基地の格納庫が開く。
五体のメカが出撃する。
「ドゾウー、発進!」
赤い土蔵メカが空を駆ける。
「コバンダー、行くぜ!」
黒い小判メカが回転する。
「キンカー、参りますわ!」
黄色い金貨メカが輝く。
「ギンカー、軌道安定!」
青い銀貨メカが加速する。
「ドウカー、出ます!」
桃色の銅貨メカが飛ぶ。
五人の声が重なった。
「豪商合体!」
ドゾウーが胴体へ。
コバンダーが右腕へ。
キンカーが左腕へ。
ギンカーが右足へ。
ドウカーが左足へ。
額に「富」の紋章が輝く。
「完成!」
「豪商軍!」
巨大ロボは原宿上空から降り立った。
地面が揺れ、看板が震える。
巨大イセエビラーは鋏を開いた。
「この街ごと海藻コーデにしてやるエビ!」
豪商軍はハードカレンシーソードを抜く。
巨大鋏と剣がぶつかり、火花が散った。
「敵の鋏、硬い!」
ピンクが叫ぶ。
ブルーが分析する。
「装甲は厚いが、関節部が弱点だ」
ブラックが笑う。
「だったらノリよく切り込むぜ!」
イエローが言った。
「今日の主役は美しさですわ。無粋な鋏は切り落とします」
豪商軍は巨大イセエビラーの鋏をかわし、横へ回り込む。
右腕コバンダーが打撃を入れ、左腕キンカーが押し返す。
ギンカーの右足で踏み込み、ドウカーの左足で姿勢を固定。
レッドが叫んだ。
「決めるぞ!」
五人の操縦席が黄金の光に包まれる。
「必殺!」
ハードカレンシーソードが輝く。
「ハードカレンシー!」
黄金と銀の光をまとった剣が、巨大イセエビラーを一刀両断した。
「エビィィィ! 原宿コーデ、未完成エビィィ!」
巨大イセエビラーは大爆発した。
豪商軍は爆炎を背に、剣を空へ掲げた。
*
夕方。
戦いの後、五人と蟹女は再びブティックの前に戻ってきた。
店は少し壊れてしまったが、金城財閥が修理費を全額負担することで話はついた。
蟹女はまだ金髪ウィッグをかぶっていた。
服は少し破れ、顔の肌色の化粧もところどころ落ちている。
「カニ……」
真珠はハンカチで蟹女の顔を拭いた。
「お疲れさまでございました」
「カニィ」
瑠璃は蟹女の首元を見た。
そこには、もう首輪も看板もない。
豊が言った。
「今日は、つけ直さなくていいか」
守がうなずく。
「逃走の意思は見られない。監視は必要だが、首輪は不要と判断できる」
怜音が笑う。
「それに、今の格好なら原宿名物として通るだろ」
蟹女は首をかしげた。
「カニ?」
真珠が優しく言う。
「蟹女様、今日は楽しかったですか?」
蟹女は少し考えた。
首輪をつけられた。
看板をぶら下げられた。
変な服を着せられた。
ウィッグもかぶせられた。
顔も塗られた。
怪人とも戦った。
大変だった。
けれど。
みんなで街を歩いた。
みんなで服を選んだ。
瑠璃が首輪を外してくれた。
真珠が人間みたいだと言ってくれた。
蟹女は小さく鳴いた。
「カニ、カニィ」
真珠は微笑んだ。
「楽しかった、そうです」
瑠璃は腕を組んだ。
「本当に分かるのですか?」
「なんとなくです」
豊は蟹女の頭――金髪ウィッグの上から、そっと軽く叩いた。
「また来るか」
蟹女は目を輝かせた。
「カニ!」
その元気な返事に、五人は思わず笑った。
原宿の夕焼けの中、赤い蟹の怪人は、初めて少しだけ地上の街を好きになった。
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## 次回予告
カイサーンが次に送り込むのは、海底に名を轟かせる冷酷な暗殺者!
音もなく忍び寄り、剣で獲物を仕留めるウミウシ女。
その狙いはただ一つ。
富轟戦隊ダイフゴーの抹殺!
原宿で少しだけ心を通わせた蟹女にも、暗殺者の刃が迫る。
「カニィ……!」
闇に濡れた海の気配が、ダイフゴーを襲う。
次回、富轟戦隊ダイフゴー。
暗殺者ウミウシ女
ダイフゴーを抹殺すべく、カイサーンの暗殺者が剣を手に立ち塞がる!




