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通称Draw教室Ⅱ

 スクールライフ3日目の登校、いつも通り俺は咲を咲の家の前で待っていた。

 待つこと5分、咲がやっと出てきた。

「おはよー!待たせてごめんね!」

 と今日も咲は話しかけてきた。

「おはよ。」

 と俺はそっけなく言った。

「そ〜いえば、Draw教室って何なんだろ〜ね?プリント見てもわかんなかった〜!」

 と誰もが思っていると思われる質問をしてきた。

「よくある寝泊まりするイベントだろう。楽しいことも辛いこともするイベントだと思う。」

 と俺は言った。

「今日の6時間目に話しされるらしいし、今のところはまぁ気にする必要ないよね!」

 と咲は気にしていない様子だ。

 すると、咲がキャッピーポーチを取り出した。

「あっ、昨日のポーチか。」

 と俺は呟いた。

 すると、咲は俺にそのポーチを見せて言った。

「いいでしょ〜!金井先生から奪ったんだよね!」

 その言い方だと誤解を招く気がするのだが……

「昨日の最終問題はとても簡単だったもんね!」

 と自慢げに言った。

 俺はふと思ったことを聞いた。

「そう言えば、どうして答えがドラゴンだってわかったんだ?」

「えへへ、それはね…私が夢見る少女だからよ!架空の生き物が大好きなの!例えば、ドラゴン、ユニコーン、グリフォンとか。……もちろんマンドレイクもね!」

 と咲が言った。

 そう言えば、咲は昔から、ユニコーンは絶対にいる!って信じてたよな。

 もう、架空の生き物はどうでもいいのかと思った。

 「この世にユニコーンとかいればなぁ〜!」

 まだ、咲は言っている。

 そこから、咲は自分の世界に入ってしまい、俺のことは見えなくなってしまった。

 そして、学校に着いた。

「皆様、おはようございます、ですわ!」

 と校門で麗華が挨拶をしていた。

「ユニコーン……じゃなくて、麗華はどうして挨拶をしているの?」

 と咲が首を傾げた。

 それに対して、麗華は両手を胸に押さえていった。

「わたくしは人々に挨拶をすることで、罪を滅ぼしているのです!」

 「それに、麗華様のお顔を皆さまに見せるためです!」

 と月子が現れ、麗華の言葉につけ足した。

「そうじゃなくて、昨日も遅刻したことに対して反省してるようなんだよ。そんなことしなくてもいいのにね。」

 と陽翔がイケメン声でわかりやすく教えてくれた。

 その瞬間、登校していた人々の過半数が目にハートを浮かべて、倒れてしまった。

 「麗華様の美貌に恐れをなしたに違いないですよ!麗華様!!」

 と月子はとても大喜びしている。

 が、誰も麗華なんて見てなくて、陽翔のことしか見ていない。

「イケメンね!」

「なんてかっこいいのかしら!」

「素敵!」

 と男性、女性問わず、陽翔はそう言われていた。

 もう、麗華より陽翔の方が印象が強くなってしまったのかも!

 ほら、もう、月子以外、麗華のことを見てないぞ!

 陽翔は大勢の人に教室まで見届けられた。

 それに対して、麗華は月子と二人きりであった。

 



 そしね、やっと6時間目のDraw教室についての話が始まった。

 ちなみに、6時間目の最初に席替えは行った。

「みなさん!いよいよ、来週にDraw教室があります!持ち物は今から、配るしおりに載っているので、見といてください!そして、今回のDraw教室はThe田舎といわれているNEON村(ネオンむら)が舞台です!」

 NEON村!?俺たちは目を輝かせた。

 だって、NEON村は様々なアクティビティを体験できるところで有名だからだ!

「では、来週の月、火、水、木という、三泊四日の旅行となりますので、みなさんはしっかりと休日、体を休めていおてね!学校に集まってから、バスにのり、出発となります!引率の先生方は、私と、三葉先生、金井先生、校長先生の4人となります。では、宿舎班を決めてほしいです!ちなみに、行動班はさっき席替えした新しい班のメンバーです!じゃあ、話し合い開始!」

 と四葉は言って、話し合いが始まった。

「女子はこの私、真希が司会しまーす!」

「男子はこの俺、陽翔が司会するということでいいか?……うん!誰も反対しないみたいだから、俺がやるね!」

 俺は誰とでもいいと言い、話し合いには積極的に参加しなかった。

 その結果……

「歩は俺、陽翔と紫央と小橋川くんと同じ部屋になったよ!」

 とよくわからない小橋川という知らない奴と同じ班になってしまった。

 俺も少しは意見を言って、3人の部屋にしてもらうべきだったか……

 「決まったみたいね!では、宿舎班のメンバーと何かお話して、仲を深めてちょうだい!」

 と四葉先生が言った。

 俺の嫌いな自己紹介みたいなものをされるのか……

「俺は陽翔!知っての通り、学級委員をやっている。みんなが心地よく、Draw教室を過ごせるといいな!」

 と爽やかに陽翔が言った。

「僕は紫央!プログラミングが得意!よろしくね!」

 と紫央もハキハキと言った。

「俺は、歩。楽しく過ごせるといいな。」

 と俺はそっけなく言った。

 あとは小橋川だけだ!

「僕は小橋川 勉(こばしがわ つとむ)です……趣味はメモ帳に見たものを書くことです。」

 悪い奴ではなさそうだ。

 そして、授業は終わり、俺たちはすぐに家に帰った。面倒なDraw教室の荷造りを始めるために……

 こうして、俺のスクールライフ3日目が終わった。

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