六十五話世界はう○こに包まれた
あれからしばらく経っていつも通りの日常が戻ってきた。例外も多々あるけど……
「おはようサキサキ」
「おはようミソラ、サンタとヒャッハーも」
「おうおはよう」「ヒャハよう先輩たち」
ここは俺たちが通う高校の肛門、間違えた校門。人々の目線は俺たちに釘付けとなっている。まあゲームアバターで登校してるからしょうがないよね。
って全然しょうがなくねえわーーー!!
フルルーーー!! 世界を救った記憶も消えて完全に元通りの生活が送れる。そう聞いたはずなのにどうしてこんなことになっているーーー!!
いやヒャッハーキャラブレしてる! はやく気づけ!
という非常なカオスな状態である。こうなった犯人のフルルとはまだ会えていない、それに運ゲーオンラインにログインすることさえできないし詰んでる。
はやく戻ってきて欲しい。地球防衛隊のみんなが心からそう思っていることだろう。
「それでは授業を始める」
特に俺は危険なスキル持ちで日常生活が危うい、う○ちが高いからすぐにトイレに行きたくなる。だが授業は50分我慢できるはずもなく……
「先生トイレ!」
俺はトイレへ行くために手を挙げた。
「先生はトイレじゃありません! まあはやく行ってきなさい」
「ありがとうございます」
はぁーーー、大変すぎる。頻便はきつい、ゲームだからまだよかったものの現実でこの量を漏らしたらそりゃ、どえらいことになる。
はぁーーー、トイレの周りがう○こまみれになったから片付けないといけない……
う○こだけにくそだるい……
トイレにはちゃんと俺のう○こ量を受け止めて欲しい、いや無理か、はぁーーー、自腹でトイレットペーパー買わないと足りない……
「サキサキ大変やな、大丈夫?」
「正直学校だるい、トイレでう○こせなアカンし……」
「それが普通なんやけど……」
というか圧倒的にフルルが悪い。はやく元の体に戻してほしい、せめてスキルを使えなくするとかう○ちを下げるとか、普通の生活ができる水準に調整してほしい。
けどどうせなんか話し合いに詰まってんねやろな。トイレも詰まったけど、うまいっ! って一人でなに考えてんねやろか。
「私もう○こ食べたくなるときあるからサキサキ側かな、あっサキサキまた食べさせて」
「いいよ」
「いや女子高生……」
「まあミソラやし」
「そうやで」
というかミソラリアルでう○こ食べてんのか、おもろっ、てかチャイムが鳴った。授業か、はぁーー、だるいだるい。
やばい、クソねむい、古典の授業はクソ眠い、じじい! 声が催眠導入やねん! それはよやめてくれ、寝たら死ぬ、寝たら死ぬから、寝たらう○こ漏らして社会的に死ぬからやめて……
すやすや~
「ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ~」
古典の授業中、ミソラはお腹が減って苦しんでいた。そんなときに
「ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ~」
「ドンッ、うぎゃーーー!!」
「「「うぎゃーーー!!」」」
サキサキはう○こを漏らした。しかもかなりの威力が出たようで後ろの席のサンタを吹き飛ばした。壁にサンタ型の壁が空いている。どうやら校舎の外まで飛んでいったようだ。運のいいサンタでなければ死んでいただろう。う○こだけに……
さらにサキサキが漏らしたう○こは激臭がする。ニオイに耐えられなかった生徒がバッタバッタと倒れう○こに口づけをする。そして
「「「ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ~」」」
う○こを吸い込んだ生徒たちもお尻から大量のう○こが発射された。もちろん男女なんて関係ない、そしてそれは無限に連鎖する。
そして空腹のミソラは出会ってしまった。大好物のサキサキのう○こにムシャムシャ
「おいしーー」
う○こを美味しく食すミソラをう○こがお腹の中から襲う。
「う……なんで……消化できるのに……」
ミソラは食糞スキルというう○こを食べることに特化したスキルを持っている。だがそのう○こには別のものが混じっていたので
「ぶりゅりゅりゅりゅりゅりゅりゅ~」
『サキサキ! サキサキ!』
なぜかフルルに起こされた。くそう、つい寝てしまってう○こを漏らしてしまったようだ……
「は? なにこれ?」
俺が寝たのは学校だったはず、しかし学校なんてどこにもない。俺の目に見えるのは一面のう○こだ。
『う○こウイルス入りう○こ、それがサキサキが漏らしたう○こだよ』
「ちょっと待ってどゆこと?」
『う○こウイルスを吸い込むとう○こが出る仕様で、地球上にいる全人類、いや全生物がう○こを漏らしたんだよ』
「……」
どんなもん実装しとんねん! てかゲームでもこれなったらヤバかったやんな、これ実装したフルルアホかな? いやまあ元に戻せるやろうけど。ってよく見たらフルルも漏らしてない?
『それは言わないで恥ずかしい……』
ごめんごめん
『まあ元の世界に戻すね、すぅーーー【ワールドブレイクーーー!!】』
「またそれーーー!?」
元の体を取り戻し、ようやくいつも通りの日常に戻ってきた気がする。まあ変わったことも少しある。
「ただいまーー」
「「おかえりーー」」
家族ができたことだ。いや違う違う、両親が帰ってきたことだ。二人ともう○こ星人に捕虜として捕らえられていたらしい、う○こがキレイだから結構いい待遇をされてたとか……なんだそれ?
攻めてきたやつはう○こ王国の実質ゴミで、勝手に地球に攻めちゃったらしい。そのあとう○こ王国の王により処糞されたとかなんとかだそう、いやなんそれ?
「ああ、それでう○こ星人の姫が咲人と婚約したいらしいで」
「へーー、って、なんで?」
「咲人エクソカリバー持ってるんやろ? 持てんの勇者だけらしい」
「ふーん、勇者?」
「そうそう、それともうすぐ来るらしい」
「ドーーーン!!」
「ほら」
「は!?」
なんかすごい音がしたけど!? ってう○こ星人の姫!?
──ピンポーン──
「はいはーい」
「う○こんにちわーーー!!」




