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-アリエルの暴走-11P
死を意味する。僕は守れなかった。そんな罪悪感で嘔吐きながらも涙を流す。
「あ〜あ、つまんないの〜ぉ。もう死んじゃった〜」
子供のような無邪気さで、アリエルはクリスナイフを突き刺し、心臓を抉りだす。
そして、ソレを愛らしそうに天へ掲げ頬ずりして魅せる。
その光景は本当に猟奇的で、同じ人間なのかと疑うほど僕には衝撃的な光景。
アリエルの頭髪は真っ白から白とピンクのグラデーションが掛かった色に戻っていく。だけど次の標的は僕だ。アリエルは、不可解な行動をしたあと、男の心臓をぐしゃりと潰し僕の方へとゆっくりにじみより始める。
「つっぎは〜ぁ、あんたの番ね〜ぇ?」
アリエルは全身を赤に染めながら、ギラついた眼光で六角棒手裏剣をガーターリングから取り出し、投げつける。
僕は今、出口付近にいる。それはなにを意味するのかと言うと、他者をも巻き込んでしまうということ。
「標的は僕でも良い! だけど、他の人は巻き込まないで!」
僕は反射的にアリエルが投げる六角棒手裏剣を転がるように避けつつ、ロザルトの鞭を具現化し、防御する。
さっきの男と違い、




