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新世界システムに苦情を言う



私は、新世界システムと異空間でつながった。



この空間でなら、なんでもありだからだ。



何を言っても許される。



私は、大声で叫ぶ!




「ふざけるなーーーーー!!!!!」



新世界システムが、ピクリと反応する。。。



付近の岩と同化して隠れていやがった。。。たぶん驚かそうと思っていたんだろう、、、



おいおいおい、、、何を隠れているんだい?



お兄さんに何をしようとしていたのか、説明してもらえないかな?



新世界システムは、怒られた小さな少女のように、いじいじと地面の砂を指でかき回している。



あのねえ、、、今回の異世界、、、なんで前もって危険説明してくれなかったんだい?



新世界システムは、嫌そうな顔で俺の方を見る。



「だって、そんなん、体験操作能力あるから、なんとでもなるやないの」



新世界システムは、自分のミスを認めようとしない。



おいおいおい、、、、いくら体験操作能力があっても、肉体に閉じ込められてしまったら、やばいでしょ?

実際、あぶなかったんだからね。



「いいじゃん、ワールドエンドで消し去ればいいんだし、、、」



いやいや、、、ちょっと待て! 新世界システムがそーいうこと言っちゃいけないでしょ!



「別に~、そんなんあたしの自由やん」



はあ? 自由って、、、、そんなんじゃ新世界システムとしてダメでしょ!



「だって、あたし、いろいろ忙しいし、、、」



俺だって忙しいんんだよ、、、異世界数多すぎて、、、それをサポートするのが、君のお仕事だろ?そのために存在しているんだろ?君は、、、



「そんなん勝手な思い込みやん。 あたしにはあたしの生き方があるんやし、、、口出しせんといてほしいんやけどね」




いやいやいや、それはあかんで、、、、口出しせんと、危険やから、、、



「だ、か、ら~、、、ワールドエンドでしゅん!って消しちゃえばいいだけじゃない」



それは、最終手段だろ、、、そんな安易な考えじゃ、この新世界もしゅん!って消えちゃうよ、、、いいの?



「い、、、いいわけないでしょ、、、いいわけ、、、」



それならねえ、、、、そんな安易にワールドエンドを使えばいいとか、君が言っちゃだめでしょ。




「だって、あんたが、使ったんじゃない」



い、、、いや、それは、あの肉体牢獄化システムが危険すぎたからしょうがなく消したんだよ。

じゃないと、魂たちがどんどんあのとんでもない肉体の中にとじこめられてしまうだろ?



「でも、消したのはあたしじゃないもん」



ちょ、、、なんでそういう話になる?



新世界システムは、どうやら、全部私が悪かったことにしたいらしい、、と気づく。



「じゃあ、何かい? あの肉体牢獄システムの世界を残しておいて、君をあの不自由な肉体の中に閉じ込めてもいいっていうのか?」



私は、ここは引けないと、、、強く抗議する。



「そんなこと言ってないじゃない。あんたがワールドエンドを使うなとか言うから、、、使ったのはあんたでしょって言っただけでしょ」



まて! 話がおかしくなっているぞ、、、



そもそもだな、、、、はじめに君がボクに肉体牢獄世界のことを説明してくれてれば、ワールドエンドも使わなくて済んだかもしれないんだよ。

はじめからそういう世界だとわかっていたら、いくらでもやりようはあったんだよ。そういう点、わかってんの? 君。



「ごちゃごちゃうるさいわねえ、、、、、そんながみがみいわなくってもいいじゃない」



反省するの?しないの?どっちなの?



「はいはい、しますってば、すりゃいいんでしょ」



本日の新世界システムは、素直じゃない。はじめっから、素直に反省すりゃいいものを、、、時間の無駄だと思う。



以前は、もっと素直だったはずなのに、、、、いつのころからか、こんな風になってしまった、、、甘やかしすぎたんだろうか、、、、



とはいえ、こうして新世界システムの性格がいろいろ変わることで、新世界システムは、いつまでも飽きない仕様になっているのだ。



大昔の事務的な味もそっけもない棒読みしかできなかった新世界システムが懐かしく思い出される、、、、



その頃のことを思い出せば、こういう性格も、一時的には、ま、いっか、、、と思う。



まあ、こんな新世界システムでも、本当に大事なポイントはしっかり管理しているのだ。



「本当に嫌がられる体験は絶対に与えない」ようになっている。



そしてこのようにしっかり抗議すると、なんだかんだ文句を言ったり、ダダをこねたり、口こたえはするが、ちゃんと次回からは修正してくれるのだ。



だから、こういうやり取りが、めんどくさいとも思う反面、ちょっと楽しかったりもする。



こうして新世界システムは、魂たちを飽きさせないように、、、日々、成長を続けている。



成長しすぎて、、、、いろいろイタズラをしてくることもあるが、、本気で嫌だと言えば、すぐに止めるので、まあ、許そう、、、



さらに成長すると、新世界システムからのイタズラが待ち遠しくて仕方ないという魂が新世界にどんどん増えてくるのだが、、、その件については、また、別の機会にお伝えしよう。



「新世界システム」の未来の完成形の名前は、、、、たしか、、、「ようこさん」だったかな



時々、未来に跳んで、楽しむんだけどね。



まあ、意識世界の旅人たちにとっては、それがバカンスみたいな感じだね。



やれやれ、それでは、また、次の異世界に旅立たねば、、、、。



今日の教訓:新世界システムはイタズラ好き





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