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第2章1ー42
グローリアス! 不連続な沈黙の音楽とその合唱が萌えいづる!マルーン(えんじいろ)に染まる泉の鏡がミューズの乳房で割れた! 菫青石の涙が蜃気楼の頬に伝う!砂漠に取り残された少年少女の胸に散らばる数々の記憶の破片が、白月の血に沁みいり三度甦る!調和的な数字の羅列が回転し、あたりにある有象無象は様々に変容し、それらが独自に震動しながら、活闥な連鎖反応を起こし、巻き上がり、次第に稠密して、愈々(いよいよ)と繚乱たる光彩を放つ!その光の尾てい骨が、紫紺に泣いた沃土の頭頂に合掌し、視界に望むあたり一面は、白磁の波を打って潤い、古代から流れくる語調の血漿に世界は酔いしれる!あらゆる存在は聖なる息を吹き返し、存在は存在の原初の至福に到達する!
※続く




