第2章1ー37
地球を破滅させるガンマ線バーストの激光をも内包する、不可思議無量大数音の光の隕石がフェルマエの地にうねりを上げながら衝突して、その純粋精神が芽生え始め、4日が経った日のことであった。
アミ一行は、フェルマエ国王に連れられて、フェルマエの街を歩いていた。そこでフェルマエの国王やルタンらから、フェルマエの街や人を紹介された。アミ一行は、フェルマエの土壌を歩き、フェルマエの吐息や生活の韻律に、舌鼓を打ちながら会話を弾ませた。
ルタンは、豊かな情感を溢しながら言った。
「こちらは、ご覧の通り人気がありますフェルマエ通りでございます!」
アミはフェルマエの店や品々、人々や家々のひとつひとつと団欒し、結んでいくように歩いていった。その度に、街に流れる命の子宮は、まどかな曲線を描き、自由に散らばりながらも、不思議と繋がれていった。その様は、古今で親しまれ愛されている、天衣無縫の由縁を想起ぜざるおえないほどであった。
「にぎやかで、活気があっていいですね!」
フェルマエの国王の頭上にも、太陽の光が舌のように伸びて、その唾液が脊髄骨や身体の中心を滴り落ちてつたい、それが実のように膨らんで、満ちていくようであった。
「不思議なものじゃな!そなたらとフェルマエを歩いていると、いっそうにフェルマエが輝いて見えるぞ!まるで異国に初めて訪れたときの、あの、ときめきのようじゃ!」
続いて、カサはあたりを包み込むような、調和的な菫色で、ハマエは菜の花色、路頭にはアイリス。
※続く




