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劣等眼の転生魔術  作者: 理屈屋・中折れ青二才
第三章:魔術学園・1年前期編
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魔法使い、賭銭遊戯場を訪問す

◆◇◆◇◆


 整備の行き届いた道を歩き、この時代に新しく生まれた文化のひとつ『よく分からない建物』の前にやってきた


「それでこれは何ですか?」


 騒がしい音を響かせている謎のお店は外観から見るに老若男女、学生もいれば年寄りもいると言った様子だった


遊技場(ゲームセンター)と呼ばれている場所らしいわ」


「ゲームセンター?何をする場所なんです?」


「時間を持て余した人たちが

 時間を潰すためにお金を浪費するための店ね」


 平和の象徴の様な施設だ。今の説明で興味が湧いたのでエリザさんに連れられ、早速入ってみることにした


「実を言うとアタシも、こういう場所には

 あまり行ったことがなかったのよね」


◆【中はなんというか】


 出入り口の近くに佇む骸骨、遊技場の中に入り目にした物はカードゲーム、チェスと言った見知った卓上遊戯もあった


 よく似た施設『賭博場』を思い出した───見知った卓上遊戯の配置と皆が熱を注ぐ姿。しかし、あの施設は宿屋と酒、情報収集を目的としていたため、別物なのだ


◆【見慣れない箱】


 中でも圧倒的な存在感を放っていたのは、施設の出入り口から最も離れた位置にある。絶えず大きな音を響かせている怪しげな箱だ


 大雑把に見て『玉を使うモノ』と『硬貨を使うモノ』が散見された。いずれも特定の規則性を持っている動作が見られた


◆【喋る骸骨】


 暫く観察していると骸骨が話し始めた


「学生ども、ここは未成年は遊戯できねぇよ

 あっちの全年齢向けを使いな」


 どうにもこの施設の利用はできない様だった

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