魔法使い、決闘の準備をす
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「最終試験は、決闘を模した実技試験です
この決闘の結果は合否に大きく関わりますので
全力をもって挑んでください」
これから決闘が始まるというのに思ったよりも会場の様子は静かだった。241名から20人弱、そこから改めて半数を篩にかけるのが学園という物らしい───特定分野に特化した人材は必要ないのだろうか
「内容は以下の通りです
決闘の作法に則り
勝負は1対1で行うこと。
勝敗は教員より施された
防御魔術を破壊された方の負けとすること」
貴族の作法、教育のひとつだろうか。とても興味がそそられる
◆
「今から受験生の皆さんに
防御魔術を施していきます
防御魔術は低威力の魔術なら何発か耐えますが
高威力の魔術を受けると一撃で破壊されることも
ありますので注意をしてくださいね」
説明に合わせて防御魔術が施されていくものの、防御魔術が心もとないな、これでは致命傷を吸収する前に共倒れしかねない。バースさんと似た突貫工事めいた術式だ
「最後に対戦相手は前の試験の結果を元に
『実力の近しい相手』を選定しています
相手の受験番号は今から張り出す紙に
書いておきましたので、各自確認を
済ませておいて下さいね」
僕の対戦相手は受験番号は20番代か、テッドさんのは『86番』か、この番号さっきのエリザさんだ
「テッドくん」
エリザさんがテッドさんに再び声を掛けてきていた
「ゲッ」
「おい。見ろよ。アレ!」
「破壊者同士が戦うってよ!」
「これは凄いことだぞ!」
周りの雰囲気から前の試験からエリザさんも的を破壊した者らしい。となると、テッドさんは『貸し出されているレガリア』では難しい戦いになるだろう
「(今のうちにレガリアの調整をしようかな)」
「一緒に踊りましょう。このアタシが
貴方の実力を見極めてあげるわ」
「師匠〜助けて…」
さて、併せて決闘相手を探すとしよう




