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第三十五話 激化した襲撃

「ふぁ~、よく寝たな」


 目が覚めると、部屋に鏡牙とリアンの姿は無かった。

 まさか、ユーリの手先に襲われたのか!?

 俺は辺りを見渡すと、テーブルに紙が置いてあった。


「何やっても起きなかったので先に夕食を食べに行きます」


 あー、そうだった。

 夕食まで時間があったから、その間に仮眠を摂っていたんだっけ?

 そうえば今何時だ......

 時計を見ると十八時四十五分をさしていた。

 うわっ、もう十五分も過ぎているじゃないか。

 だが、これならまだ間に合うかもしれない。

 俺は急いで食堂に向かった。


「お、やっと起きたか」

「もう少し遅かったら夕食抜きになってたわよ」


 食堂に着くと、リアンと鏡牙がいる席を見つけた。


「すまない、仮眠のつもりが半分熟睡になっていた」


 本当に熟睡しかけていた。

 途中で時間が気になって、何とか起きたとはいえ十五分も遅れるとは......


「それより席に座って何か頼めば?」

「ああ、そうだな」


 俺は、リアンに言われて鏡牙の隣に座って今日は、野菜メインの料理を頼んだ。

 それから俺は急いで食べて、食後にコーヒーを頼みリアン達と話しながら一時間くらい過ごした。


「そうえばレイズニアにはどれくらい滞在するつもりなんだ?」

「今は二日を予定としている」


 二日か、あまり長居しすぎると奴に狙われる危険性もあるからか。

 でも何故だ......

 この間の事もあるが、アイツは何故回りくどいやり方で俺達を狙うのだろうか?

 前にも考えていたが本当に消すなら、毒や俺達みたいに爆薬を大量に使うなど楽な手段はたくさんあるはず。

 やはり奴は、他に何か企んでいるというのか......


「ん? おいシン、危ない!」


 そう言い、俺は鏡牙に突き飛ばされた。

 すると鏡牙の体に無数の長い針が刺さり、辺りには鏡牙の血が飛び散っていた。


「ぐはぁ......」

「鏡牙!」


 くそ、何処からだ。

 俺は辺りを見渡したが、辺りに敵は見えなかった。

 すると、鏡牙に刺さっていた針が勝手に動き出して一か所に集まり、やがて人の形になった。


「まさかこいつ、新種のスライムか!?」



 すると奴は、体が金属のせいかゆっくり歩いて重たそうな腕を振り下ろしてきた。


「くっ、こいつ!」


 俺は何とかギリギリの所で避けれた。

 にしても、どうすればこいつを倒せるんだ......

 すると、鏡牙が起き上がり後ろからスライムを掴み拘束した。


「今だ! シン、俺をこいつと共に別の空間に飛ばしてくれ!」

「鏡牙!? 一体何をする気だ?」

「このままこいつと別空間で爆薬を使って葬り去るまでだ!」


 そんな、それでは鏡牙も......


「何をしている、いつまでもこうしている訳にはいかん、早くしてくれ!」


 すでに鏡牙の体はボロボロだ、だが俺には......


「くそ、おいシン! 俺の最後の頼みだ、俺ごとこいつを消してくれ、どの道もう俺は助からない、だから早く......」


 俺は、無意識にスマホを取り出して別空間の扉を作り出していた。

 いつも薬を作る空間とは全く別の空間、それは俺にも何処につながっているのかはわからない。


「ありがとう、シン、俺の代わりにユーリを止めてくれ」

「鏡牙!」


 鏡牙はそう言い、爆薬を口にくわえて金属のスライムと共に扉の中に消えていった。

次回「 別れた先に 」

どうも、黒密Ξです。

そろそろテスト週間のため、投稿が遅れるかも知れませんが暇を見つけて書いて投稿するつもりです。


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