第三十四話 最後の寄り道
「もうそろそろ昼食かな?」
俺がサイドデッキで時間を潰して二時間近く経っていた。
まあ、とにかく食堂に向かうかな。
今日の昼食は何かな?
俺はそんな事を思いながら、二階の食堂に向かった。
「うーん、何か味気ないな」
昼食は、乾パンに魚の刺身に豆のスープだった。
まあ、何も食べないよりかはマシだけど。
後で何かつまむかな?
俺は、昼食を済ませて売店に向かった。
「ここで何か買うかな」
俺は、何かないかと商品棚を見た。
食料で見つけたのは、塩豆と乾パンと干し肉が売ってあった。
取りあえず、それらと飲料水を買った。
「さーてと、つまみも仕入れたし部屋で薬でも作るかな」
俺は、部屋に戻って別空間で港に着くまで薬を作った。
途中で干し肉などをつまみながら作っていたので、そんなに苦にはならなかった。
それから五時間くらいして、俺は部屋に戻った。
すると、部屋では鏡牙は何やら短剣を磨いていて、リアンは何やら分厚い本を読んでいた。
取りあえず、鏡牙からは何やら殺意的なものを感じた気がした。
そのあと、俺達はデッキに上がって降りる準備をした。
「ネフドナか、久しぶりだな......」
鏡牙は、ぽつりと呟いた。
「ん? 鏡牙はネフドナに来たことがあるのか?」
「当り前だ、といっても最後に来たのは五年前だけどな」
五年前?
「五年前に何かあったのか?」
すると、鏡牙は表情を変えてどこか遠くを見るような眼をして答えた。
「すこしな、しかしそれ以来一度もネフドナには行ってはいない」
何かあったようだが詳しくは教えてはくれなかった。
まあ、何かあったのは間違いない様だ。
そう思っているうちに船が港に着いたようだ。
「今日も港の宿に泊まるか?」
「時間が無いとはいえ、流石に野宿は危ないからな」
ナテールの時のように俺達は、宿を探してると空いてる部屋を見つけたので俺達はそこに泊まることにした。
「何だか疲れたな、夕食まだかな?」
時計を見ると、針は十六時を指していた。
確か十八時半だったかな?
だとしたらまだ時間があるな。
「暇だなぁ......」
俺は周りに聞こえないように呟いた。
鏡牙に聞かれでもしたら、めんどくさくなりそうだしな。
取りあえず仮眠でもとるかな?
薬作りで少し疲れたし。
俺はその場で横になり、ゆっくり目を閉じて眠りについた。
次回「 激化した襲撃 」
どうも、黒密Ξです。
話を長くしようと思っていましたけど普通にいつものペースで投稿しようと思い投稿しました。




