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双鏡の君へー姿を変える幼馴染との恋と、残したい記憶ー  作者: ゆら。


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第六十七話 自分からダメージを受けにいく


夜。


自室。


ベッドに仰向けで転がる女型琴葉。


琴葉(……やっぱり気になるよな)


スマホを手に取る。


録音一覧。


《202◯/○/○ 敦(甘)》


琴葉「……一回だけだからな」


再生。


――「……そんな顔で頼まれたら、断れないだろ」


琴葉「…………」


一拍。


琴葉「………………ッッッ!!!」


スマホを抱えて、ゴロゴロ転がる。


琴葉「無理無理無理無理!!

 耳が!!

 耳が死ぬ!!

 心臓が先に爆発する!!」


枕に顔を埋める。


琴葉「これ……外で聞いたら即死だ……

 敦、兵器だった……」


一度停止。


琴葉「……でも」


指が、もう一度再生に伸びる。


琴葉「……研究用だ」


再生。


――「……断れないだろ」


琴葉「ギャアアアア!!

 二度目は耐性つくどころか威力上がってる!!」


スマホを投げ、

しかし数秒後そっと拾いに行く。


琴葉「……保存しよ」


→《妖刀・村正(音声)》


保存完了。



ここまで読んでいただきありがとうございます。


やめればいいのに、やめられません。

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