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双鏡の君へー姿を変える幼馴染との恋と、残したい記憶ー  作者: ゆら。


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第五十七話 言葉にして初めて分かる


帰り道、何か考えている琴葉。


少し沈黙。


琴葉、前を見たままぽつっと。


琴葉「……そっか」


敦「なにが」


琴葉「いや」


少し間。


琴葉「今の俺でも、可愛いって思ってんだな」


敦、即フリーズ


敦「……は?」


完全に想定外。


琴葉「なんかさ。

   女型の時だけかと思ってた」


言ったあと、自分でも少し首を傾げる。


琴葉「……あれ?違うな今の言い方」


整理できてない。




敦の中で初めて繋がる。


女型


男型


自分の反応


区別してなかった事実。


敦、言葉を探す。


でも出てくるのは防御。


敦「……別に形で見てねぇよ」


言ってから止まる。


一瞬だけ静か


琴葉「……へぇ」


ほんの少し目を丸くする。


でも深掘りしない。


琴葉「じゃあ俺、全形態対応ってことか」


敦「変身ヒーロー扱いすんな!!」


琴葉「便利だな俺」


敦「自己評価の方向おかしいだろ!!」


空気戻る。



ここまで読んでいただきありがとうございます。


言葉にした瞬間、少しだけ変わります。

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