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双鏡の君へー姿を変える幼馴染との恋と、残したい記憶ー  作者: ゆら。


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第二十四話 同じ速さで進んでいる


琴葉「おはよー」


敦「ん、おはよ」


並んで歩く。


通学路。


少し歩く。


特に会話はない。


しばらくして。


琴葉「敦」


敦「ん」


琴葉「ちょっと止まって」


敦「なんで」


二人止まる。


琴葉、足元を見る。


敦「何してんだ」


琴葉「ちょっと確認」


敦「何を」


琴葉「歩幅」


敦「は?」


琴葉「さっきから」


琴葉「ずっと揃ってる」


敦「……」


敦「前からだろ」


琴葉「そうなんだけど」


琴葉「どっちが合わせてるんだろうな」


敦「知らん」


琴葉「検証する」


敦「するな」


琴葉、前に一歩出る。


敦も歩く。


二歩。


三歩。


四歩。


また揃う。


琴葉「……揃うな」


敦「揃うな」


琴葉「じゃあ次」


琴葉「俺めちゃくちゃ歩く」


敦「やめろ」


琴葉、急に大股。


敦「ちょっ」


二歩後、


また揃う。


敦「……」


琴葉「……」


少し沈黙。


琴葉「不思議だな」


敦「まぁ」


敦「昔からだし」


琴葉「そうだな」


また歩く。


何事もなかったみたいに。


数歩後。


琴葉「敦」


敦「ん」


琴葉「今」


敦「うん」


琴葉「また揃った」


敦「報告いらん」


二人、また歩き出す。


通学路。


何事もなかったみたいに。


ここまで読んでいただきありがとうございます。


気づいたときには、もう揃っています。


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