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第二十二話 同じことをしているはずなのに
数日後、昼休み。
敦「……今日は平和に食う」
今日はコンビニ新作惣菜パン。
席に座る。
袋を開けた瞬間。
A「一口ちょうだい」
敦「は?」
B「俺も」
C「味見させて」
敦「待て待て待て!!なんで!?」
A「いや普通にあるだろ?一口」
ニヤニヤ。
敦「お前ら絶対面白がってるだろ!!」
B「気にすんなって」
C「間接――」
敦「言うな!!」
まだ何も言ってないのに止める敦。
クラス爆笑。
敦「限度があるだろ!!」
A「じゃあ琴葉は?」
敦「……それは」
――沈黙。
全員「おー?」
敦「違ぇ!!今の無し!!」
顔真っ赤。
そこへ。
琴葉「なに騒いでんの?」
C「敦のパン試食会」
琴葉「じゃあ俺も一口」
敦「お前は来るな!!」
琴葉「なんで!?」
敦「………………いや」
クラス「wwww」
敦「笑うな!!」
結局、
パンはほぼ消えた。
敦「……俺の昼飯」
A「人気者じゃん」
敦「違う意味でな!!」
その日以降、
敦はパンを二つ買うようになった。
理由は誰も聞かなかった。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
止めようとすると、だいたい増えます。




