表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/504

ドラゴンちゃん。

 まあ、今は、そう感じただけ。


 それが正か異かは、この世界の事を調べないと解んない。


 ま、例え、ここがどんな所で有っても、俺はこの先、この世界で生きてかにゃなんのやけどさ。


 因みに、俺の考えは変わっていない。


 人生をまっとうすっぞー


 つう訳で情報収集。


 つまり、誰かと接触する事が必要って事っす。


 まさか、この世界、俺1人って事は有るまい。


 無いよ・・・ね?


 ドキドキ・・・


 さて、そんな訳で、俺は荒野の放浪者に成る事にした。


 とはいえ、宛もなく放浪しても、直ぐに朽ちるのは目に見えてる。


 と、成れば、目的地を定めなくて成らない。


 丁度、幸いにも遠くを見渡すにうってつけなんが近くに有るのだから、そこを利用する。


 前回と同じく飛び上がった。


 再び到着したその地点で目が点。


 俺が・・・・そして目の前の物体も。


 口火を切ったのは目の前の物体。


「我が根城に入り込んだ塵が何故に舞い戻る?」


 俺はその問いの意味を理解出来ず答えない。


 パニック3


「我に吹き飛ばされて、何故また目の前におる」


 やはり意味不明。


 パニック2


「・・・答えぬかぁぁぁ」


 答えれない。


 パニック1


 無言の俺に痺れを切らし、目の前の奴は両前足を立て、長い首を持ち上げ、上から見下す。


 ・・・ヤバい。


 覚醒。


 目の前の物体は、痺れを切らしたのか、大きく息を吸い込むと俺に向けて一気に息を吹き付けてきた。


 気の短い奴。


 咄嗟に自分を中心に直径3メートルの球体状の魔力壁を展開する。


 無属性魔法。


 属性魔法と異なり詠唱は必要無い。


 ただし属性の力を借りないこの魔法は、燃費効率は極めて悪く、明確なイメージがないと発動すらしない。


 俺はかつて、魔物に取り囲まれ命を落とした経験から「こんな感じに発動できたら」という明確なイメージが有った。


 今、発動させてる魔法の状態がそれ。


 俺の展開した魔力壁に、吹き付けてきた息が触れると「シュー」という音と共に、それは全て消さる。


「ば・・・ばかな!」


 目の前の物体は大きな口が、顎が外れるほど河馬口に開き、目がまん丸。


「危ない奴・・・アレは大した事は無かったけど・・・」


 俺はボソッと、そう吐き捨てる。


 身体は無事。


 展開した魔法はまだ効果が残ってる。


 その上、使用した魔力は全体の5%程度。


 なもんで安心感が阻害されるまでに至っておらず、不意に、そう口から出てしまった。


「なっ!たかだか人族ごときが何をほざくか!!」


 俺の漏れた声が聞こえてしまったらしい。


 何か怒って吠えるドラゴンちゃん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ