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明日の準備があるので、メイベルに「またね!」と言って引き取ってもらい、今回招待を受けた労働組合の新しい行動原理を取り入れた、新資本主義社会における労働組合活動による労働能力飛躍型経済活動を紹介していくことになる。
会議参加者には自動車労連、鉄鋼労連、電気労連などが主要組合であり、最も過激な活動組織として電気労連が注目されている。
6月に制定された「タフトハーレー法」によるストライキの議会による中止決議による公的解散命令はゼネストを含む全てのストライキによって強行に企業に対して労働組合の要求を通すことが出来た方法が法的に取れなくなった事態を招いた。文字通り手足を縛られての交渉は力による解決を目指してきた労働組合首脳部にどのような未来を拓くことが出来るのかを突きつけて来た、時代の境目が来たのであった。
最高潮の労働組合運動はこれより歴史的な長期衰退を余儀なくされる。これは労働組合問題と共産主義の思想展開を混同して、採用してしまった左派系と呼ばれる政治思想集団の根本的解決手段の誤りから来る。強制的に市場を支配して価格統制して生産統制する共産主義においての労働の価値と需要と供給によって絶えず市場価値が変動し柔軟に生産を調整する資本主義における労働の価値は、全く違うものであることを理解せずに制度を当てはめようとするから現実的な対応が考えられない資本主義世界の労働運動が展開される。
今回は労働組合の頭脳を鍛える為の提案となる。自由なる能力のある労働者を生み出す為の労働組合を作り上げることが可能な組織であり、企業資本家を含む資本主義に乗っ取った力のある交渉力を持つ労働組合であり、企業の価値を正確に分析できるだけの能力を持った頭脳を有する組織を目指す有能集団が目標である。
具体的には、労働組合自身の金融機関を持ち強化すること。組合員に対する資金貸付を低利に実施できるための機構作り。
組合ショップの強化と連携事業の進展によるワークシップ等の能力開発機会の創設。これによって、労働組合員の商業的能力の向上と能力的転職機会の創設、斜陽産業組合からの早期転職や労働流動性の組合的向上による労働交渉力の強化。企業活動における労働費用と企業収益と企業配当におけるバランスを取る為の試行錯誤の検証を労働組合自身が実施体験する機会を大切にする。
早い話が、労働者の能力を上げることによって高い賃金を得られる職種や自分の得意な職種や希望の職種に転職が叶うようにしたり、組合員のより有利な資産形成を図り、時代の流れを先読みして衰退産業からのいち早い転職を組合員に促し、より有利な産業に組合員をリードさせる先見性を組合首脳部が持つ。
これらの実現のためには、相当の才能ある指導者の育成と成功報酬制による、組合利益に対する歩合連動型で、場合によっては超高額となっても支払われるアメリカン・ドリーム型報酬システムを作り上げて、才能さえあれば労働組合でもアメリカンドリームを実現する事が出来るような組合機構に作り変える。もちろん、権力の集中や収益還元の集中は期間及び限度設定は必須とする。
とにかく、労働組合の組織を有機的に活用して儲けを生み出せる組織にして、組合員の利益及び企業に対する組合員の企業環境の改善を経営指導出来る財務環境を持つ組織の構築を目指す。
企業に依存しない労働組合が目標となる。場合によっては労働組合が企業の買収を先導出来る環境を作ることが資本主義的労働組合の一つの在り方なのだから。




