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【外伝17話】メジャーデビュー

今日はchariotの打ち合わせをいつも通り祐也と花音ちゃんの家で行う

「いやはや。本当にお世話になりありがとうございました。お騒がせして申し訳ございません!」

と私は開口一番感謝と謝罪をする

「本当に本当に本当にな!!あんな地雷男絶対別れた方がいいって言ってるのに関係を続けることにするんだからさ…はぁ…」

と翔が言う

「1カ月一緒に暮らせて俺は楽しかったよ。嫌なことがあったら俺達の家にすぐに来いよ。」

と祐也が言う

「ルナちゃんがやり直すと選んだなら応援してあげたいけど、やっぱり不安だよ。大好きな気持ちはわかるけど自分も大事にしてね。」

と花音ちゃんが言う

「みんな私達の夫婦問題に巻き込んでごめんね。翔に言われた通りお互いに嫌なことは話し合うって決めたからこれからは誰から見てもラブラブな夫婦を目指して頑張ります。」

「それで?今日は客が来るんだろう?」

と翔が言う

「うん。アーマーとアーマーのマネージャーさんが来る。」

「謝罪しに来るなら別にいらんけどな。アーマーの顔も見たくない。」

「そんなこと言わずに。迷惑かけたから直接謝罪しに来るみたいだからさ。」

「ルナは許しても俺達は一生許さねぇけど。」

「気持ちは嬉しいけど、人間なんだし過ちの一つぐらいあるでしょう?」

「ルナは大事な人が殺されても過ちの一つとして許すのか?」

「それは規模が違うじゃない。」

「同じだよ。だから俺達は許せないんだ。」

翔が言う言葉に祐也と花音ちゃんもうんうんと頷いて共感している

「喧嘩しないでよ?」

「そんなのあっちの態度次第だよ。」

「不安だなぁ…」

と話しているとピンポーンとインターホンが鳴る

花音ちゃんが玄関まで迎えに行くと

アーマーとアーマーのマネージャーさんがそこにはいた

挨拶をして2人はリビングまで来る

「初めまして。blue roseのマネージャーをしています。大木亘と申します。本日は謝罪の場を設けて頂きありがとうございます。つまらない粗品ですがお受け取りください。」

とblue roseのマネージャーの大木さんは私達に挨拶をして粗品のギフト券を渡した

「俺のルナを手助けしてくれたことは感謝する。これからは俺が必ず守るから。」

とアーマーが言う

「ルナを暴行した加害者に守るとか言われても不安しかないけどな。」

と翔が言う

「坂本さんのおかげで俺達は話し合い絆を深めることが出来ました。感謝しています。」

「俺はそんなことより別れろの何回も言ったけどな。」

「ルナを狙っているのですか?」

「俺は知性ある落ち着いた女性が好みだ。考えなしで行動することを自由と言うバカのルナには知性のカケラも感じられない。頼まれてもごめんだね。」

「そう…ならいいよ。ルナは俺が守るから。」

翔に失礼なことを言われて反論したい気持ちをグッと堪える

私が反論していたら本来の話し合いから脱線して言ってしまうからだ

私だって空気を読める女なのだ

知性のある女性だ

「あの…ここから先は仕事の話をしたいのですがよろしいですか?」

と大木さんが言う

「はい。お願いします。」

と私は答えた

「ルナさんの曲と歌を聴いて感銘を受けました。メジャーデビューをしても十分やっていける実力がchariotにはあると思うのです。どうですか?私達の事務所に所属してデビューしませんか?」

「えっと…私の曲は趣味で歌っていただけなのです。ステージで歌ったのは前の国でしかありません。chariotは翔の曲を歌っています。」

「あ…そうだったのですか。ではchariotの曲を聴かせて頂くことは出来ますか?」

私は翔の方をチラッと見て確認する

翔は事務所に入ってデビューする気があるのだろうか

翔は少し考えた後

「…わかりました。聴いて判断してください。」

と翔は言う

私達は防音室に全員移動して準備をする

祐也の合図で私達は演奏を開始する

私は自分の曲よりも翔の曲の方が好き

それに歌も翔の方が抜群に上手い

これで大木さんに酷評されたら私がキレて暴れるかもしれない

万人受けする曲ではないことはわかる

でもそれは私の曲も同じのはず

心地の良いリズムと歌声にのせてベースを弾くのが最高に気持ちがいいんだ

私達は演奏を終えると

パチパチと大木さんは拍手をした

「いやぁ…素晴らしいよ。是非私達の事務所てわデビューして欲しい。」

と大木さんは言う

翔は私と祐也に向かって

「俺はデビューしたいと思っている!武道館という夢に近づくチャンスを逃したくない。俺を信じてついてきてくれるか?」

とまっすぐに伝える

「もちろんだよ。リーダー。俺は翔を信じてついていく。」

と祐也が言う

「私も!!翔の音楽がもっともっとたくさんの人に伝わるようにしたい!!」

と私は答えた

「ありがとう…」

と翔は言って今度は大木さんの方に向き直す

「まだまだ未熟なバンドのchariotですが、根性だけはあります。こちらこそこれからよろしくお願いします。」

と握手の手を大木さんに出す

「chariotが武道館だけではなく、世界ツアーも目指すようなバンドに成長させてみせますよ。これからよろしくお願いしますね。」

と笑顔で翔と握手をした

「おい!アーマー!!俺達chariotもデビューすることになったからな!先輩として尊敬はしているが、いつかblue roseを超えるバンドとして活躍してやるからな!覚悟しておけよ!!」

と翔はアーマーを指差して言う

「俺は君に勝ったと思ったことなんて一度もないよ。」

とアーマーは苦笑いをして言った

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