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異世界冒険記  作者: 九重九十九
新異世界編
51/69

覚えるワードがいっぱいありすぎてツライ

作者は最近マキブオンにはまって時間とお金の消費がヤバい感じになってますが、可能な限り小説は書き続けます。安心してください、書き続けますよ。

鈴木雄介

武器 二挺拳銃 鋏

防具 なし

特技 即興話 嘘やごまかし、言いくるめなどを思いつくのが得意。

   人間観測 その人の心理、行動、考え方などを把握し、次どう動くかを先読む。

特筆 異世界人、なんの特別な能力は持たない心優しい善意の塊のような人間の鑑。

   所有者として、奴隷のアイリスがいる。


平田天汰

武器 なし

防具 肩代わりのアーマー

特技 なんかあったかな?

特筆 異世界旅行することになる原因を作った張本人。罪は深い。


 鈴木がインフォンのメモ帳にここまで打ったところ、隣に座っている天汰が「特技いっぱいあるだろう!」と口出ししてきた。

「あ? なんかあったっけ?」


「盾で攻撃するとか、盾で受け止めるダメージを少し減らすとか」

「でも君、今武器も盾ももってないやん」


「まあ、そうだけど……」

 隣に座る天汰はバツが悪そうな顔になる。


 さて、現状二人は屈強な体をしてる銃持った怖い人たちに囲まれて、軍用車に乗せられていた。軽トラックにテントを張ったみたいな、そんな感じの車の荷台に、四人の見張りの軍人に囲まれて楽しくドライブしているところだった。

 道が舗装されていないので時々かなり揺れる。大きくはねた時に危うくインフォンを落としかけたりもした。鈴木は運転手に「下手くそが!」と抗議したが、返事は帰ってこなくてしょぼーんとした顔になったのがつい三分前の話。


 あまりにも暇なので、現状のステータスを作っておこうとインフォンのメモ帳を開いた次第だった。


 あの後、アサルト銃の雨あられの攻撃は天汰の防御力の敵ではなかった。鈴木と天汰の二人は傷ひとつ付くことは無かった訳だ。

 だけど逃げる時に鈴木が転んで、天汰の足を掴みそのせいで天汰も転ぶ。『テメー何するんだよ!』『うるせぇ、お前だけ逃げるとか絶対許さん!』みたいな会話をしている内に二人は囲まれて、捕まった訳だ。


 相手の方も捕まえたはいいが、銃弾は効かないし、爆発も耐えられる二人をどうするか、本部に連絡した軍人たちは、ひとまずそいつらを連れて来いとでも命令されたのか、ロープを持ち出して鈴木と天汰をぐるぐる巻きにしようとする。


 当然、鈴木たちは抵抗する。そんなことを1時間ほどしていて、鈴木も飽きたころ中間案として『二人は軽トラに乗るからぐるぐる巻きはしない』という素晴らしい落としどころを思いついた。

 軍人たちもまあそれならみたいな感じになって、鈴木と天汰は軽トラックの荷台に乗った訳だ。


「しかし、俺らも人のこと言えないけど、みんなは大丈夫なのかねぇ」

 インフォンをポケットに直し、誰に言うでもなくそう呟く。すると天汰が待ってましたとばかりに口を開く。


「大和はお調子者だから心配ではあるけど、黒石もメンタル的に心配だな。あと名前忘れたけどギルドの女の子、あの子も心配」

「ああ、あの子ね」


「すーさん的にはあの子は心配じゃないだろうけどさ、あの子俺らに拉致されて異世界に行っちゃたんだろう?」

「いやいやいや、俺もあの子のことちゃんと心配だからね? すーさん善意の塊みたいな人間だから」


「ハ?」

「お? なんだその反応は」


「いや、なんでも。すーさんがそう思ってるならそうなんだろう、お前の中ではな」

「うわ、うっぜー。俺もあの子のことちゃんと心配だしー、名前忘れたし優先順位低いけど大和の次くらいに心配だしー」


「大和の心配順位も低いんだな」

「アイツはなんだかんだでやっていけるだろうし、男よりもアイリスちゃんやクラリアのほうが心配だわ」


「それは同意するけどさ。すーさんは身内には甘い感じだね」

「そうか?」

 そんな会話をしていたら軽トラックが止まる。


「お? 止まった」

 テントのようにシートを張ってあるので周りの様子は見えない。


 鈴木たちを見張っている四人の男の一人が無線機でどこかに連絡を入れている。しばらくすると軽トラックは再び動き出す。

「おおう? なんだ、洞窟?」

 後ろの光景でしか見ていないが、洞窟というには人の手が入りすぎている感じだ。


 元は洞窟であっただろうが、内側は舗装され、ライトもついている。秘密の施設の入り口感を思わせるには十分すぎるものだった。


「VPSの準備ができている? りょ、了解です」

 無線機を持っている男がこぼした言葉。

(VPS? まーた新しいワードが出てきたよ、これはなんだろうね)

 聞いてみたところで答えてくれないのは分かっているので聞きはしない。

 インフォンを取り出して検索してみても引っかかるものは出てこない、せいぜいPSがパワードスーツという読み方をするという程度だった。


(つまり、これは、軍の機密っぽいワードの可能性がある訳か)

 鈴木はこのVPSというワードを心のメモ帳に書いて覚えておくことにした。


・ ・ ・


『……人格の最終インストールを確認。正常にインストールされました。

設定を保護……完了。

全プログラム最終チェック、開始。

・人格(OS) 対人会話に不足がない程度、問題なし。

・身体 多少成長不足のきらいがあり、しかしロメア型だから問題はないと判断。

・精神 ロメア型を元にしているので問題ない。

・IOS操作力 良好、問題なし。ただし、初期起動時から装機の完全展開は負担が大きい。

・装機 良好、現状は問題なし。起動してから徐々に解放していくプログラミングも正常。

総評 いつでも起動できます、起動命令があるまで仮停止に入ります。……以上』


・ ・ ・


 その男は、高級感あふれる部屋の、これまた高級感あふれるソファーに深く座っていた。


 目の前の壁は大きなモニターになっていて、施設の内部映像が分割された画面の中で流れている。

 モニターが目の動きを追って、男が見たいところをピックアップして、他の映像を消してその映像だけを画面を大きく使って表してくれる。


 画面には育成培養器に浸かった少女が一人、眠っているように目を閉じていた。培養水にふわふわ浮かぶ青白い髪は、風にあおられているかのようだ。

 育成培養器の周りでは、研究員たちが忙しそうに走り回っている。裸の彼女の様子を事細かにチェックしたり、あるいはパソコンに映る数値に異常が見られないかチェックしたりと様々だ。


「舞姫は最終チェックに入ったか」

 そう言って男はため息とともに目を瞑る。


「長い年月が経った。最初に作られた四人の舞姫、そのうちの一人のオリジナルデータをやっとのこと手に入れたのが懐かしい。思えばあの頃はまだ情報士なんて相手にするものじゃない、見つけたら離脱しろとまで言われてた時代に生きてよく生き残ったものだ」


 男は目を瞑ったまま、義手となった右手をグーパーと動かす。

「代償は払ってしまったが、それ以上の物を手に入れた。あれからもう三十年か。我が国の反撃がやっと始まる」


 男が目を開ける。

 モニターにはさっきと同じように施設の中の映像が分割されて映っていた。

 男はその中のひとつに意識を向ける。モニターがその映像だけを大きくみせてくれる。


 その映像は、十メートルほどの巨大な人型の機械、VPS(ヴェネジェクトパワードスーツ)を整備している映像だった。


「最高傑作と謳われた最初の舞姫を元にした情報士と、新兵器のVPS。この二つですべてを取り戻す!」

 男は何度目かの決意を現した。


さて、覚えることがおおいので軽く簡単にまとめてみたいと思います。

・現在鈴木くんたちがいるのは、ファンタジー世界とは別の異世界。

・仲間たちはちりぢりに別の世界に飛ばされています。

・この世界の世界観は、まあ世界大戦しているとでも思ってくれればいいです。どことどこがどうとかはまた話の中でできればいいなー

 まあ、血生臭い戦争中の世界です、はい。

・新ワードについて

まずはIOS、この世界には例えば水なら101みたいな情報があります。それを111に変えて水を氷に変えるようなシステムがあります。それをIOSといいます。

IOSには成功する条件がいろいろあって、安定して決まったことができるプログラムを組んでたりします、だいたいのIOSがこれですね。

空間からいろんなものを取り出したり、火を出したり、銃弾の速度を上げたりとそんな感じですかね。

今鈴木たちがいる研究施設なんかは新しいIOSを探し作ったりもしますね。


次、VPS、ヴェネジェクトパワードスーツの略。この世界の舞姫に代わるかもしれない新型兵器。約、十メートル前後の人型ロボットですね。装備は、まあ作中にでも。

コレ出した原因はマキブのせいですね、出したいから出した。うん、問題ないね(白目)。

設定は、大国に対抗するために密かに計画されたもの、その試作一号機みたいな感じ。

装備とかどうしようかねぇ……(無計画)

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