表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

8/60

この目で見たかった……

 ついにエルエニア王国の王都、エルグランドに到着した。


 王都とその周辺の街との間に、明確な区切りは、あるところにはある。というのもポーロ河という大河があり、この河が王都を囲むように、蛇行して流れている場所があった。それはまさに自然の要塞。さらに王都へ向かう大きな通りがいくつかあるのだが、その大通りを横でつなぐように壁が設けられていた。


 私達が王都へ入るのに利用したのは、「グロリー大通り」と呼ばれている。栄光へと続く道=王都へ至る道として、有名な通りだった。そこには検問所が設けられており、結構な数の兵士がいて、往来する人馬の監視を行っている。私があの魔王の娘――王女であると分かると、多くの兵士が馬車のことを見守った。


 好奇の目でさらされることは、織り込み済み。かつての敵の本拠地に乗り込むのだから、仕方ない。そう思っていたが、女騎士レダが、窓にカーテンを引いてくれる。


「シリルから許可が出ています。見世物ではないのだからと」


 シリル……。

 ヒロインに選ばれるであろう、誠実で美しい勇者だ。


 カーテンを引いた状態でしばらく進むと、緊張の反動で、眠気に襲われた。その眠気は膝にのせているレオンにもうつったようだ。


 スズメバチとクマの挟み撃ちにあったあの“沈んだ森”では、レオンとはぐれてしまった。だがすべてが終わった後、エルフのミルトンが森の動物や鳥を使い、居場所を捜索。魔法使いのレウェリンが転移魔法を使い、森の中までレオンを迎えに行ってくれた。


 こうして無事、レオンと再会できたのだ。


 膝の上で丸くなっているレオンは、既に眠っている。こうなると我慢できない。ウトウトする私を、同乗しているレダは、起こすことはなかった。おかげでそのままぐっすりだ。次に起こされた時は、王都の中枢部の手前だった。


「王女様。国王陛下が王城の広場で、出迎えをしてくださいます。その場には、王女様も同席です。この後立ち寄る宿で、身支度を整えていただきます。陛下の出迎えを受けた後、私達はそのまま謁見の間に向かい、報告です。王女様は、王城内にある青の塔へ、ご案内することになります」


「なるほど。承知した。……ところで青の塔。そんな名の牢獄なのか?」


「いやいや、違いますよ。さすがに王城の敷地内に牢獄はない……ないわけではないですね。宮殿の地下の一角に地下牢があります。ですがそれは緊急時に利用する場所。宮殿や王宮内に、ありえないですが、暗殺者が現れ、捕えられた時。即刻処罰を行う必要があるので、その地下牢に収監することがあると聞いていますが」


 つまり青の塔は牢獄ではない。私は捕虜なのに、牢獄にいれられないのか……?


 この疑問は顔に出ていたようで、レダが答えを教えてくれる。


「王女様は、敗戦国の唯一生き残った王族です。エルエニア王国では王侯貴族に対し、いきなりの処罰を与えることはないですし、その身分を尊重します。それは自国以外に対してもです」


「……礼儀正しいのだな」


 魔王城では身分に関係なく、捕えた人間は全員牢獄へ入れるのが当たり前だった。


「まあ、その慣習は風化されており、場合によっては貴族であっても即牢獄へ入れられる場合もあります。でも今回、シリルが陛下に青の塔への収監を強く希望されたので……」


 またもシリルの厚意に救われたことになる。もはや彼に足を向けて眠れない。


 その後は言われるままで、宿の部屋に向かった。そこで入浴をして、立襟の深みのある濃紺のドレスに着替えた。久々に着たドレスのおかげで、背筋も伸び、自分が女魔王であることを思い出す。


 ここでレオンとはお別れだ。


 王城内でレオンを迎えるにあたり、魔獣ではないか、病気ではないか。一通り、検査を受けることになっていた。レオンを騎士に預け、レダのエスコートで王城の広場に向かう。


 そこで遂に、エルエニア王国の国王を、初めてこの目で見ることになった。


 そのままだ……!


 前世ゲームで見た通りの姿をしている。


 オレンジブラウンの髪と豊かな髭。赤の軍服に同色のマントを羽織っている。頭上に冠した王冠には、沢山の宝石が輝いていた。シリルが帰還の簡単な挨拶を行い、国王はチラリと私を見る。一方の私は、一人の女性に目が釘付けになっていた。王族でもないのに、彼らと共にその場にいる女性に。


 異世界からやって来て、未来を予言する聖女フィオナだ。

 つまり乙女ゲーム『君に捧げる恋~愛と平和をゲット!~』のヒロイン。

 金髪碧眼でまるでビスクドールだ。真っ白な立襟のドレスは、もはやウェディングドレスに見えてくる。


 広場には帰還を祝い、王旗、騎士団旗に加え、勇者シリルが率いるパーティ『黄金の林檎』の旗も飾られている。横断幕や沢山の花も添えられ、華やかな雰囲気。着飾った貴族の令嬢や貴婦人が並び、合図と共に、主だったメンバーに花束や花冠を授けている。


 フィオナはシリルの頭に花冠をのせていた。


 やはり。


 ヒロインが選んだ攻略対象はシリルに違いない。二人が結ばれ、この世界はハッピーエンドを迎える。


 シリルと並んだフィオナは、まさに美男美女で、正しいゲームのヒーローとヒロインの姿だった。


 ラスボスである女魔王の私は、生き残ってしまった。だが暗黒の国アビサリーヌは敗戦国となり、長きに渡る魔族V.S人間&エルフ&魔法使い&ドワーフらとの戦いは、終結を迎えたのだ。


 残されたのは、ヒロインとヒーローの結婚式。


 青の塔の部屋に案内された私は、窓から王城と宮殿を眺めた。


 私が今いる青の塔も王城の一部。だが少し離れた場所に高くそびえたつので、王城と宮殿を眺めることができるのだ。


 青の塔の部屋にいる私は、謁見の間にいるわけではない。でも前世でのゲームプレイの記憶があるから、その光景が目に浮かぶ。


 今、謁見の間では、報告がされているのだろう。あのトロイの木馬ならぬ、黄金のドラゴン作戦のことが。いかにして魔王城を攻略し、魔王を滅ぼしたかが、語られているはずだ。


 まさに英雄となったシリル達、魔王討伐パーティの話が披露され、その後は――。


 褒美の話となる。


 そこでシリルは地位や金ではなく、聖女フィオナの愛を得ることを願う。その瞬間、ゲームでは薔薇の花びらが舞い、実に美しく、印象的なシーンになっていた。


 前世において、ゲームをこよなく愛した一人のプレイヤーとして。そのシーンをこの目で見たかった……という気持ちにもなる。だがそれは我慢だ。


 用意されているソファに腰を下ろす。


 マホガニー材で作られた本革座面で、背面はローズ柄の刺繍。魔王城のソファは総革張りで、堅苦しい雰囲気だった。でもこの部屋は違う。なんというか、女性の滞在を意識して用意されたように感じる。カーテンや絨毯はローズ色で、壁紙は白地に小薔薇柄。


 隣室には寝室もあるが、そちらは落ち着きのあるオールドローズ色で、天蓋付きのベッドとファブリックが統一されていた。絨毯とカーテンは、深みのあるワイン色。


 自分は敗戦国の魔王の娘――王女としてこの国にいるわけだが……。


 賓客のように扱われ、驚いてしまう。


 しかもこの日の夜。


 帰還を祝う晩餐会が開催され、さすがに私はそれに呼ばれることはなかった。ところが非公式で、王宮の離れに呼ばれたのだ。離れの応接室に通されると、そこにはあの国王陛下がいる。そばには宰相に加え、沢山の近衛騎士、魔法使い、ドワーフ、エルフの大使と思わしき人物もいた。


「緊張する必要はない。もはや勝負がついた。君が抵抗する気がないことも聞いている。腹を割り、少し話そうではないか」


 そう、国王に言われたのだ。


 最初こそ緊張していたが、彼らは私に率直な意見を求めた。この度の敗戦をどう受け止めているのか。再起を願うのか。それともエルエニア王国と統合され、新たな発展を願うのか。人間、魔法使い、エルフのことをどう思っているのか。


 わりと本質に迫る質問をされ、私は素直に想いを口にした。それは女魔王だったオデットとしてであり、前世記憶を持った覚醒者としての想いだった。


 つまり敗北は仕方ないと思っていること。魔族の殺しの力では、この世界はいつまで経っても平和にはならなかったと、感じていること。ゆえに魔族が滅びの道を歩むのは、仕方がないことだったと理解している――そう話すことになる。


 滅びるとしても、その滅びは緩やかなものにしたい。抵抗しない魔族には、生存を認めて欲しい。敗戦国となったアビサリーヌが、エルエニア王国に併合されることに文句はないが、魔族を奴隷として扱ったり、虐げるようなことをしないで欲しい――そう、伝えることになった。


 何より、魔王の娘であり王女であるが、再起は願っていないと明言した。


「なるほど。最後に残された魔族の王の血筋は、物分かりがいいというか、実にピュアだ」


 国王の言葉に、エルフの大使も同意を示した。


「観察する限り、嘘をついているわけではない。心拍数も呼吸も落ち着き、これは彼女の本心でしょう。……ある意味、このオデット王女が魔王であったなら、この戦いはもっと早くに終結していたかもしれません」


 エルフは人間より五感が優れているので、人間の生理現象の変化を捉え、嘘を見抜くことができた。


 私は……確かに女魔王だ。ただ、その時の私は前世記憶が覚醒していない。よって生粋の魔族の考え方しかできなかった。でも今は前世の記憶もあり、魔族と人間として、いろいろなことを思考できているのだと思う。


「合格、でいいのではないでしょうか」


 ずっと沈黙していた、灰色のローブを着た魔法使いがそう告げると……。

 国王を始めとした、その場にいた近衛騎士以外の全員が「そうですな」と同意を示していた。


 何が合格なのか、私は分からない。

 ただ、なんとなく、これで処刑はされないで済むのか……?


 そんな風に思っていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【一番星キラリの作品を紹介】
●終わりから始まるハッピーエンド●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢の決断
『悪役令嬢の決断』

●これぞ究極のざまぁ!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は死ぬことにした
250万PV突破『悪役令嬢は死ぬことにした』

●壮大なざまぁを仕掛けます!●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄された悪役令嬢はざまぁをきっちりすることにした
『婚約破棄された悪役令嬢はざまぁをきっちりすることにした』

●溺愛は求めていませんよ?●
バナークリックORタップで目次ページ
平凡な侍女の私、なぜか完璧王太子のとっておき!
『平凡な侍女の私、なぜか完璧王太子のとっておき!』

●コミカライズ化も決定●
バナークリックORタップで書報ページへ
断罪後の悪役令嬢は、冷徹な騎士団長様の溺愛に気づけない
ノベライズは発売中!電子書籍限定書き下ろし付き
『断罪後の悪役令嬢は、冷徹な騎士団長様の溺愛に気づけない』


●妹の代わりに嫁いだ私は……●
バナークリックORタップで目次ページ
私の白い結婚
『私の白い結婚』

●結末を知らないまま転生●
バナークリックORタップで目次ページ
悪女転生~父親殺しの毒殺犯にはなりません~
『悪女転生~父親殺しの毒殺犯にはなりません~』

●宿敵の皇太子をベッドに押し倒し――●
バナークリックORタップで目次ページ
宿敵の純潔を奪いました
『宿敵の純潔を奪いました』

●食に敏感、恋に鈍感●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は異世界でラーメン屋台を始めることにした
『悪役令嬢は異世界でラーメン屋台を始めることにした』

●じれじれの両片想い●
バナークリックORタップで目次ページ
陛下は悪役令嬢をご所望です
『陛下は悪役令嬢をご所望です』

●ピンチの連続!でも負けない!●
バナークリックORタップで目次ページ
ボンビー男爵令嬢は可愛い妹と弟のために奮闘中!
『ボンビー男爵令嬢は可愛い妹と弟のために奮闘中!』

●端役過ぎて重要な情報が……●
バナークリックORタップで目次ページ
闇落ちする息子の父親とは結婚しません!公爵令嬢はバッドエンドを回避したい
『闇落ちする息子の父親とは結婚しません!公爵令嬢はバッドエンドを回避したい』

●隙間時間でサクサク読める●
バナークリックORタップで目次ページ
愛のない結婚から溺愛を手に入れる方法
『愛のない結婚から溺愛を手に入れる方法』

●続編開始!●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪の場で自ら婚約破棄シリーズ
『断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた』
日間恋愛異世界転ランキング3位!

●笑顔と元気をお届け!●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄を言い放つ令息の母親に転生!でも安心してください。軌道修正してハピエンにいたします!
『婚約破棄を言い放つ令息の母親に転生!でも安心してください。軌道修正してハピエンにいたします! 』

●おじいさんと魔女!?●
バナークリックORタップで目次ページ
森でおじいさんを拾った魔女です~ここからどうやって溺愛展開に!?
『森でおじいさんを拾った魔女です~ここからどうやって溺愛展開に!?』

●断罪回避の鍵はお父様!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢に転生したらお父様が過保護だった件~辺境伯のお父様は娘が心配です~
『悪役令嬢に転生したらお父様が過保護だった件~辺境伯のお父様は娘が心配です~ 』

●頑張れ!悪役令嬢!●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢です。ヒロインがチート過ぎて嫌がらせができません!
『悪役令嬢です。ヒロインがチート過ぎて嫌がらせができません!』

●笑えるドタバタ劇●
バナークリックORタップで目次ページ
旦那様、離婚してください!~悪妻化計画を実行中。溺愛されてもダメなんです!~
『旦那様、離婚してください!~悪妻化計画を実行中。溺愛されてもダメなんです!~』

●のんびりほのぼの●
バナークリックORタップで目次ページ
転生したらモブだった!異世界で恋愛相談カフェを始めました
『転生したらモブだった!異世界で恋愛相談カフェを始めました』でお待ちしています!

●やがて溺愛に至る迄の物語●
バナークリックORタップで目次ページ
皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜
『皇妃の夜伽の身代わりに〜亡国の王女は仇である皇帝の秘密を知る〜』

●すれ違いからの溺愛エンド●
バナークリックORタップで目次ページ
わたしにもう一度恋して欲しい~婚約破棄と断罪を回避した悪役令嬢のその後の物語~
『 わたしにもう一度恋して欲しい~婚約破棄と断罪を回避した悪役令嬢のその後の物語~』

●俺様ツンデレ溺愛系●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄の悪役令嬢は娶られ、翻弄され、溺愛される
『婚約破棄の悪役令嬢は娶られ、翻弄され、溺愛される 』

●表紙は蕗野冬先生の描き下ろし●
バナークリックORタップで目次ページ
悪女に全てを奪われた聖女―絶対絶命からの大逆転―
『悪女に全てを奪われた聖女―絶対絶命からの大逆転―』

●もふもふも登場します●
バナークリックORタップで目次ページ
周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~
『 周回に登場する中ボス(地味過ぎ!)魔女に転生!~乙女ゲーなのに恋とは無縁と思いきや!?~ 』

●表紙は蕗野冬先生●
バナークリックORタップで目次ページ
だから断る
『運命の相手は私ではありません!~だから断る~』はモブ転生した私が溺愛を回避しようとするお話です。

●本編完結12話+新章完結●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は我が道を行く~婚約破棄と断罪回避は成功です~
『悪役令嬢は我が道を行く~婚約破棄と断罪回避は成功です~』は勿論ハッピーエンド!

●ネトコン様から感想到着●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪回避を諦め終活した悪役令嬢にモテ期到来!?~運命の相手はまだ原石でした~
『完結●断罪回避を諦め終活した悪役令嬢にモテ期到来!?~運命の相手はまだ原石でした~』は終活で断罪回避!?

●断罪終了後シリーズ新作●
『断罪終了後の悪役令嬢はもふもふを愛でる~ざまぁするつもりはないのですが~』の目次ページへ飛びます

●全13話完結●
バナークリックORタップで目次ページ
ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~
『完結●ざまぁは後からついてくる~悪役令嬢は失って断罪回避に成功する~』は、騙される!

●表紙絵は平川先生描き下ろし!●
バナークリックORタップで目次ページ
溺愛されても許しません!~転生したら宿敵がいた~
『溺愛されても許しません!~転生したら宿敵がいた~』は、稀代の悪女にされ、断罪寸前の公爵令嬢、かつての宿敵と皮肉な再会!

●元気とキュンと笑いをお届け!●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~
『完結●悪役令嬢は徹底して悪女を演じる~おーほっほっ!は卒業したい!~』は悪役令嬢の本音満載です

●全9話完結●
バナークリックORタップで目次ページ
破廉恥な行為で悪役令嬢は婚約破棄と断罪回避を試みる~地味なざまぁもできていた~
『完結●破廉恥な行為で悪役令嬢は婚約破棄と断罪回避を試みる~地味なざまぁもできていた~』は浮気婚約者とチートヒロインに負けません!

●もう一つのエンディング●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪は悪役令嬢ではなく父親に!?~ざまぁと婚約破棄の行方~
『完結●断罪は悪役令嬢ではなく父親に!?~ざまぁと婚約破棄の行方~』はこんな世界線もあった!

バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~
『完結●婚約破棄された悪役令嬢、大逆転ざまぁで断罪回避~不敬罪だ!殿下は反逆罪です~』は全8話です。

●第2回ドリコムメディア大賞●
●最終選考作●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪終了後に悪役令嬢・ヒロインだったと気づきました!詰んだ後から始まる逆転劇
『【完結】断罪終了後に悪役令嬢・ヒロインだったと気づきました!詰んだ後から始まる逆転劇』もおススメです☆

●全11話完結サスペンス劇場!?●
バナークリックORタップで目次ページ
絶体絶命の崖っぷち悪役令嬢~断罪している場合ですか!?~
『絶体絶命の崖っぷち悪役令嬢~断罪している場合ですか!?~』は、背景にあの曲が流れる!?

バナークリックORタップで目次ページ
浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~
『完結●浮気三昧の婚約者に残念悪役令嬢は華麗なざまぁを披露する~フィクションではありません~』断罪の場で自ら婚約破棄宣告シリーズ第四弾。

バナークリックORタップで目次ページ
ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~
『完結●ざまぁと断罪回避に成功した悪役令嬢は婚約破棄でスカッとする~結局何もしていません~』はサクッと読める全4話

●元祖・ヅラ魔法●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢、ヅラ魔法でざまぁする【読者様の声を反映:改訂版】
『悪役令嬢、ヅラ魔法でざまぁする【読者様の声を反映:改訂版】』はサクッと読める全5話!

●全12話●
バナークリックORタップで目次ページ
裏設定アリの推しの婚約者!?悪役令嬢はヒロインの登場を切望する
『完結●裏設定アリの推しの婚約者!?悪役令嬢はヒロインの登場を切望する』は初の〇〇〇作品です!

●全8話読み切り●
バナークリックORタップで目次ページ
婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~
『婚約破棄の悪役令嬢、断罪回避に成功!しかし~これ、何エンドですか!?~』は雑草魂で断罪回避!

バナークリックORタップで目次ページ
婚約者のことが好きすぎて婚約破棄を宣告したバナー
断罪の場で自ら婚約破棄シリーズ第二弾
『完結●婚約者のことが好きすぎて婚約破棄を宣告した』一気読みがおススメです☆

バナークリックORタップで目次ページ
断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた~回避成功編~
読者様の声に応え『完結●断罪の場で悪役令嬢は自ら婚約破棄を宣告してみた~回避成功編~』続編公開&完結!

●ラストは仰天展開!●
バナークリックORタップで目次ページ
ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??
本編全20話『ずぼらな悪役令嬢×空から降って来たヒロイン=溺愛ルート??』

バナークリックORタップで目次ページ
完璧悪役令嬢は25人に振られ断罪回避に成功する
『完結●完璧悪役令嬢は25人に振られ断罪回避に成功する』
ペルソナQ、メダロットのあかうめ先生描き下ろし表紙絵

●一二三書房WEB小説大賞●
●二次選考中●
バナークリックORタップで目次ページ
断罪終了後に悪役令嬢だったと気付きました!既に詰んだ後ですが、これ以上どうしろと……!?
『断罪終了後に悪役令嬢だったと気付きました!既に詰んだ後ですが、これ以上どうしろと……!?』断罪終了後シリーズ第一弾。本家本元!

バナークリックORタップで目次ページ

モブなのにフラグ回避・やり直し・イベントがあるなんて、聞いていないのですが……(焦)
『モブなのにフラグ回避・やり直し・イベントがあるなんて、聞いていないのですが……(焦)』
オススメ!

●じれじれ溺愛系●
バナークリックORタップで目次ページ
聖女ではありませんでしたが、聖騎士様に溺愛されそうです
『完結●聖女ではありませんでしたが、聖騎士様に溺愛されそうです』
もお楽しみください!

●先手必勝!?●
バナークリックORタップで目次ページ
悪役令嬢はやられる前にやることにした
『悪役令嬢はやられる前にやることにした』

― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ