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自宅に着くと荷物を持って玄関まで行く。母さんは退院したばかりの人間にものを持たせるなんてと話していたが目と口は嬉しそうであった。


家に入る前の玄関からそうであったがここら辺は全部生体認証?らしい。よくわからないが登録されている人間かどうかカメラで判断しているとのこと。ガレージも車が近くについたらひとりでに開いていた。

外から見たか感じはくっそでかい建物っていう感想しか思い浮かばないくらいでかい建物なのだが高級住宅街なのか周りも同じような規模感である。また警備は厳重そうでカメラはいくつもついてるし柵もついており侵入は困難そうである。でも泥棒が入るならこういう家よなって感じの金持ち家である。


また住宅の街灯と同じ数くらい道路にカメラが付いている。ここら辺一体大きな建物しかないので警備が厳重なんだろう。近くに警備会社無数にありそうな感じ。


とりあえず姉と妹がいるかどうかはわからないが何となくの習慣として「ただいま」と言って玄関を開ける。

すると

「おかえりなさいシオン」

「おかえりなさい、しおんお兄ちゃん」

と姉と妹であろう声が聞こえてくる。ドアを開け切ると正座をして頭を地面につけるいわゆる土下座ポーズをしている2人が目に入った。


「…」

どういうことなんだ一体。もしかして前の俺はこれがデフォルトなのか?


とりあえず頭を上げてもらうために2人のそばに行き、肩を掴んで頭を上げてというとこわごわした様子で頭を上げるのだった。姉の方は母親似でとても美人。ちなみに胸は大きい。妹は小柄でかわいい。ちなみに胸は小さい。

正直どうしようと困って後ろに立っている母親を見るも母親は何も言わない。なにか俺が話すの待っているのだろうけれど、表情からはどうしていいのかわからない。そもそも母親の経験値があまりないので何を考えているのかどういう人なのかもいまいちわかっていない。


なぜか顔を上げた姉も妹も何も言わない。


そうすると俺が何かをきっかけを作ってあげなければいけないのだがこの状況で何を言うのが正解なのだろう?

とりあえずわからなかったので2人の手を握って

「心配かけてごめん。記憶喪失になって今までとは違う俺かもしれないけどそれでもまた仲良くしてくれると嬉しいな。」


というと姉も妹もそろって大号泣してしまった。

びっくりしてとっさに2人の頭をなでると目の前の姉妹はびっくりして更に大号泣するのだった。

すると後ろに立ったままの母親が近づいてきて「2人はそこに置いておいてまずはゆっくりしましょう。」と話すので俺は

「ほら2人も泣いてないで一緒に行こう」

と話しかけると泣きながら頷くのだった。母親は意外と娘にはドライなのかもしれない。前世で考えると父と息子って感じなのかも。


そして玄関からリビングに行くと前世では見たことのないような広い空間があった。

一体何畳くらいだろうかこんな家に住むということは相当なお金持ちなのではと疑問に思いながらまあ高級住宅街みたいな場所に住んでるんだから当たり前かと一人で納得しつつリビングのソファーに座ると姉妹仲良く右と左に座るようであった。

少しするとキッチンに行っていた母親がお茶をコップに入れて人数分持ってきてくれた。

「まずは帰ってきたばっかりだからお茶を飲んでゆっくりしましょう。」

「わかったよ。母さんありがとう。」

そういうと俺の両隣に座っている姉妹はびっくりしたような顔をしていた。

母親はそんな2人に対して

「しおんは前とは変わってしまったかもしれないけど家族だと思って仲良くしてあげてね。前も話したと思うけどしおんは記憶喪失でほとんど何も憶えていないみたい。私のことも覚えていなかったし自分のことを覚えていなかった。お医者さんから記憶を刺激してあげると戻るかもしれないってことだったから2人とも自己紹介してみたら?」

そういうと

「わかった母さん」

とこっちに向き直り

「私は姉の港まりん。職業は...」


どうやら姉は港まりんというらしい。職業は言いたくないのか口をもごもごさせている。言いたくないのなら聞く必要もないかと思っていいよと言おうとすると母親が

「隠していてもいつかバレることだしそれにしおんを信じてあげてほしい。」

姉に向かってそういうのだった。すると姉は

「しおん、ごめんなさい。記憶がなくなる前はよく気持ち悪いって言われてたから今のあなたにもそう思われたくなくて……私の職業は自営業・配信者だよ」

「??配信者ってあの動画や配信をしてその広告収入で生活する人のこと?」

「その想像であってると思う。動画配信サイトに動画や配信をしてお金をもらっているから間違いじゃないと思う。前のしおんは嫌だったみたいだけどね」

「へぇーすごいじゃん。どのくらい登録者数がいるの」

「うーん、だいたい300万人くらいかな」


「300万人!!!!????」

300万人ってかなりすごい数字なんではなかろうか。前世の配信者も300万人なんて超かなりの売れっ子じゃないとなれない。テレビにも取り上げられるしネットニュースにも乗る影響力絶大な神のような人間!まあ最初に配信者って言った時点で生活ができてるんだからそれなりに登録者数はいるんだろうなあと思ったけどさすがに300万人は多すぎないか?!ってことは結構稼いでるのか!もしかしてこんな高級住宅地のでかい家に住んでるのは姉のおかげなのかも!


「300万人ってことは結構お金もらってる?言えなかったら全然いいんだけど」

「そうだね。月の給料で言うと1000万円以上はもらってるかな」

「1000万円!?」

「まあアベレージの話だからそのくらいになるのかなぁとは思うけど。もちろん配信だけじゃなくて動画の広告、投げ銭、グッズの全部のトータルの話だから」

「そんなにもらえるものなんだすごいな。どうして配信者になろうと思ったの?」

「最初はしおんにお小遣いを渡すためにアルバイトをしていたんだけどだんだん足りなくなってきてしおんがたまたま見てた動画を見て私も動画出そうかなと思って。出していたらいつの間にか300万人行ってたんだよね。まあしおんのおかげだけど。それからしおんにいっぱいお金渡せるようになってしおんも機嫌よかったし私も幸せだったよ」


それって元を正せば俺が姉に金をせびっていたからでは?前の俺は何をやってんだよでも1000万稼いで俺にいくら貢いでたんだろう。



暇だったので続き書きました。1万文字いきました。

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