試験③~何者?~
さて、今日は2日目。今日は魔法のテストである。魔法のテストといっても攻撃系の魔法だ。まあ、試験くらいは余裕である。ただ1200点分となると失敗はできない。
まずは、1号棟前に集合なので間に合うように向かう。遅刻したらその時点で失格だからだ。
「皆、昨日はよく眠れたか。今日は攻撃系の魔法、炎、水、風、雷系の魔法のテストだ。今使える最大限の魔法を使いなさい。では、受験票にそって各自試験会場へ移動しなさい。」
少し偉そうな試験官が指示をしたので自分の試験会場へ向かう。試験会場は第二魔法練習館だ。
試験会場に向かうとそこは強靭に作られた建物であった。確かに上級魔法では壊せなさそうだ。これは壊せるようなやりがいがある。
「皆さん、集まりましたか。今から試験を行います。的がたくさんあると思いますが的に狙ってください。この試験館も壊れにくいですが、あの的はもっと壊れにくいので本気でやってください。」
何と、この試験館より強い的とは興味がある。的を防具として作って付けたら最強の鎧になるであろう。
「はい、では始めますよ。試験官は10人いますのでその人に受験票を提出してから始めてください。」
そう試験官は言ったがみんな遠慮して我先にとはいかなかった。まあ、僕もみんなの様子を見たいから様子見している。
「みんなが行かないなら僕が行こう。」
名乗り出たのは10歳の貴族っぽい男の子だ。先導してるのを見て好感が持てる男だ。彼を見て他の人もそれぞれ試験官に申し出をしていた。
「では、エリック君。始めてください。」
試験官はエリックという申し出を先導した男に指示をした。さて、レベルはどんなであろうか。
「エクスプロージョン」
彼がそういうと的に爆発した。もちろん的は丈夫だから壊れない。しかし、…この魔法は上級魔法であった。
「うそ、上級魔法」
試験官も驚いている。僕のリサーチでは、上級魔法が使えるのは中等試験者でいたことがないといっていた。それなのに彼は使っていたのだ。
「上級魔法だって」
「あれって7歳の僕でも使えるの」
周りはざわざわしている。まあ、俺は驚いてはいるが他より冷めている。ただ、僕以外にも上級魔法を使えるものがいるそうだ。
「はい、わかりました。次お願いします。」
試験官は驚いていたが、潤滑に試験を進めるため次の攻撃魔法の試験に進んだ。
「ストーム」
「嘘だろ」
僕は思わず叫んでしまった。ストームは風系の上級魔法だ。僕もまだ習得してないもの、さらにアクアさんもまだ習得してないのだ。
「わい、次の魔法に行って。」
試験官も驚きで噛んでいる。僕は努力したが結局攻撃系の上級魔法は『エクスプロージョン』しかできていない。
「エリック、君は何者なんだ。」
僕は、エリックというものや他の受験者に興味を持った。
【次回】6月30日22時
【次々回】7月中に2~3回ほど投稿します。




