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デミトリウス東方異聞録1
ヴァルデミリアンはダーガバティとの激しい戦闘の末、見事打ち勝つ。しかし代償は大きく救護ポットから出られない状態となっている。
"最長で96時間と想定しましたが、予想以上のダメージが蓄積されています。"
「どれくらいかかりそうだい?」
'"わかりません。一週間か一ヶ月か一年か…"
あの守護者はプレストル専用とさえ思える装備や戦闘を行っていた。強くなったヴァルデミリアンにとってまた振り出しを感じる相手だったろう。それと、あのDNAコードもメリットだけではなく、相応のデメリットもあるはず…。
「ポルト、まずはヴァルデミリアンの回復に集中してほしい。彼とはまたやり合う約束をしている」
“承知しました。"
「私は回復に必要そうな素材探しをしてくる。しばらく出かけるからヘッドセットで会話しよう」
'"現在地はハプネ国イハトブ領上空です。ハプネは東の島国で以前共闘したリディウスの故郷となります"
「リディウス…あー!エルダーワイトを追い詰めたニンジャだね!」
「彼はここにいるのかい?」
'"体内に埋め込んだGPSには反応ありません"
「そうか、久しぶりに会いたかったんだが。とりあえず私を降ろしてくれ。散歩してくるよ」
豪雪が吹雪く地に伯爵が降り立つ。




