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ある日突然に0101

辺りの雑音に振り回され気味な俺へとゼウス様が仰る。

「ふむ、此処の学術院の長である学院長の立ち入り許可は大丈夫なのであろ?

 一応降臨界は学術院の召喚室をコアに存在しておるからのぅ。

 まずは学院長と国王が許可するべきじゃな。

 そのどちらも許可したならば、儂が許可を与えようぞ。

 まぁ…2人が許可しても不届きな輩であるならば立ち入りは許可出来ぬがのぅ」

そう仰りながら頷かれる。

そして更に続けられる。

「そして転移陣であるが、降臨界へ直接繋ぐには通常は無理じゃ。

 じゃが…学術院と繋げておる(ワザ)を使えば可能であろう。

 これは神の御技故に御主では制御は出来ぬ。

 故に儂らが許可せねば出来ぬ故に留意が必要よ」

そう仰り転移陣の設置も許可頂いたぜ。

なんとかなるものだな、助かったぜっ。

その後、酒は抜きだが大宴会へと巻き込まれましたorz

楽しかったけど…非常に疲れましたとさ。

っか、5歳児を大宴会に巻き込むんじゃねぇぇぇぇっ!

そんな宴も何れは終わる訳でぇ…なんとか降臨界…召喚室から出て現界へと戻りましたとさ。

時刻は入った時の侭ですが、非常に疲れたので帰りたいです。

ですが、まだ遣る事があるのですよ、残念な事にねぇっ!

俺は城から付いて来た役人さんへ事の次第を説明する。

そしてゼウス様からの許可書を持たせて城へと帰って頂いた。

これで家に帰れるな。

兎に角、今日は非常に疲れやしたので早く家へと帰りたい。

そう思い家へと帰る為に、疲れた体を推してトボトボと歩いて移動するのであったってね。

夕闇迫る時刻で夕日が空を染め上げている。

彼方の世界でも何度か見た景色ではあるが、此方の世界は彼方とは違い空気が澄んでいる。

だからなのだろうか、実に見事な夕焼け空であり風景でもある。

疲れた心には一服の清涼剤にも似た感じっと言ったところだろうか?

そんな爺臭い事を思いながら家路を辿る俺。

だってよぉ~、朝の騒ぎから城へ召集されて謁見をへて王族を交えての会食だろ。

そして行き成りファラールと婚約させられて…って何でやねんなぁっ!

それが一番の元凶やろっ!

あれで降臨界にて大宴会に巻き込まれちまったんだからよぉっ!

酒は強引に飲まされるし…散々れす。

一日を振り返り、思わず溜息が…ね。

そんな歩みを続けながら自宅へと到る訳で…手が届かないので補助を受けつつ扉を開けたんだが…

扉を開けた途端に!

「ガリル、おめでとう」

「にぃーに、おめぇ~ちょ」

「「「「ガリル様、おめでとう御座います!」」」」

フラワーシャワーが降り注ぎ、花びらが辺りを舞う。

そんな花びらから芳しき芳香が辺りに広がり華やかな雰囲気を醸し出しているのだが…

はて?今日は何か目出度い事がある日だったけか?

訳が分からず、思わず首を捻る俺。

そんな俺へ、お袋様が告げて来る。

「ガリル、お姫様と婚約だなんて…母さん、もう、びっくりよ」ってね。

って!なんで母さんが、その事を知っているぅっ!

俺が驚いていると着替えた親父が現れて…

「遅かったではないか」ってさ。

貴様かぁぁぁぁっ!って、家長が子供の婚約を家族へ告げるは当然か…

しかしだね、このフラワーシャワーは贅沢だねぇ。

いや、家での祝いにはフラワーシャワーは定番になっているんだよ。

冬などに備えてはドライフラワーを備蓄してあるくらいだからな。

だが…神界や仙界の花々の花びらを使ったフラワーシャワーって…

こんな事ができるのは我が家だけだろーねぇ。

どうせ、お袋様の神聖術にて神々や仙人仙女様に()うて得た代物なんだろう。

こんな事に神聖術を扱うなんてって呆れていると…

「にぃーにぃ、にぃたんは、おうちたま、にゃるお?

 はくあお、おうちたま?」

んっ?確かに王子扱いになるのか?な?皇太子扱いになる訳だし…

んで、白馬の王子様って…ああ、絵本のね。

って!、俺はカボチャパンツ的なズボンと白タイツは穿きませんからねっ!

冗談ではありませんよっ!

そんな話しをしながら導かれて食堂へと。

そこには…豪勢な料理の数々が…ね。

い、いや…うぷっ、降臨界にて散々飲み食いして来たんですが…俺。

別名フォワクラ食いっても言われる形式で飲み食いして来た訳で…

だが、男には遣らねばならぬ時もあるのです!

お袋様が手間隙掛けて作った手作り料理の数々が並んでいる。

これを食わねば男が廃るっと言うものです!

でも…「ちょっと…お手洗いに行って来るから」って断りをね。

いや、一寸はしたないけど…少々粗相して胃を空にね。

う~っ、血を吐くって思いましたよ、俺は。

そして美味そうな顔をしながら食します。

いや、確かに美味いんだけどね。

皆に祝って貰い、楽しい一時を堪能してから自室へと。

いや、こんな事なら降臨界から胃薬を持ち帰るんだったよ。

彼処には俺が作った様々な薬が存在する。

無論、強力な胃腸薬もね。

練成術にて作り出しても良いけど…此処まで疲れていては体が…ねぇ。

そう思いつつ部屋のドアを開けて自室へと入る。

ベッドへと…んっ?何気なく机を見ると…俺謹製の胃腸薬と水を入れたコップが!

それと手紙が添えられていた。

[侠気(オドギ)は認めるが、ガキが無茶すんじゃねぇ。

 おまえが作った薬を降臨界から持って来ておいたから飲んで寝ろや]

この字は…須佐之男命様…だね。

ブッキラ棒だけど面倒見の良い兄貴分肌の方なんだよね、あの方ってさぁ。

有り難く胃腸薬を頂いて就寝しましたよ、ええ。

須佐之男命様に感謝しつつ、お休みなさい。

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