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ある日突然に0100

そんなフリーダムな須佐之男命様だけどね、相手は神様なんだよ、しかも…最高位レベルのね。

言えねぇ…言える訳がねぇよ、だって相手は神様だもんよぉ。

しかし…ほーんと自由な方々が多いねぇ、親しみ易いって言えるんだけどさぁ、そんなんで良いの?

思わず、そんな事を思いながら須佐之男命様へと告げる俺。

「あのですねぇ、アレは陛下の勅命で命じられた事なんですよ。

 だいたい相手は5歳児の幼女なんですよ。

 ハクイも何も無いですね。

 幼過ぎますよ、全く。

 それに御姫様なんですからね、俺とは身分が違い過ぎるって言うか…

 陛下は何を考えて自分の娘を俺なんかの婚約者にしたんですかねぇ?」

全く、訳が分かんねぇってばよぉっ!

そんな事を俺が告げると、須佐之男命様がニマニマ顔で俺へと告げる。

「ほぉぅ、相手は5歳児の幼女けぇ。

 それは、アレか、アレだな。

 俗に言う[光源氏計画]っうヤツだな。

 自分の色に染め上げて、己好みに成長させるってヤツだ。

 ひゅ~ぅ、ヤルねぇぃ」

いや、違うからねぇっ!

っか、アンタぁ何処ぞの呑んべぇオヤジかぁぁぁっ!

言いたい…そう、突っ込みたい、非常に、非常に突っ込みたいぃぃぃっ!

けどぉ…相手は神様なのよねぇ。

言えねぇぇぇっ、言いたいけど、絶対に言えねぇぇぇっ!

これ結構ジレンマにてストレス(タカ)だぜぇっ!

しかもだ、俺と須佐之男命様の会話を皆様が耳をそば立てて聞いている気配が…

いや、アレは聴いているってヤツだな。

絶対に酒の肴として楽しんでいるだろ…バレバレだってよぉ、っか、もーイヤっ!

「だぁぁぁぁっ!

 だぁーらぁ、さっき言ったっしょぉっ!

 陛下の勅命にて命じられたってぇ!

 俺は転生前は中年男だったんすよ。

 しかも此処で長年過してんですからね。

 そんな精神年齢の俺が幼女を婚約者にですか?

 ありえんでしょぉっ!」

思わず告げると…須佐之男命様が大笑いされる。

なんだぁっ!?

「ぶぁははははははぁっ!

 なぁ~んでぇぃガリルぅ、そんなん気にしてんのけぇ。

 そんな事を言ってたらよぉぅ、ゼウスのとっさぁんなんて…どうすんだぁ?

 とっさぁんなんてぇ、あらゆる若い娘っ子をバンバンって見初めてるじゃねぇ~かぁっ。

 アレに比べたら可愛いもんだぜぇっ!」

だぁぁぁっ!誰と比べてんだぁっ、誰とぉっ!

俺は正妻が居るのに無闇に女性へ手を出す好色じゃねぇんだよぉっ!

絶対に言わんけどなぁっ!

そんなん思っていると…行き成り須佐之男命様が真顔になって告げる。

「良いかガリル。

 相手が幼いかどうかは関係ねぇ。

 おまえが相手を、どう思えるかだ。

 どうしても無理っうんなら俺達が口を出してでも止めてやらぁなぁっ。

 だが相手と付き合っても無いのに拒絶てぇのは頂けねぇなぁ。

 まずは付き合ってみろや、なぁ。

 判断するのは、それからで良いやね。

 そしてだ…相手を不幸にしない甲斐性、それが在れば何とでもなる。

 大丈夫だ、俺が保障してやる」

そう告げてから俺の背を叩くんだよな。

いやな…ちょっと…嬉しかったりするんだけども…マジ痛いっすぅ。

そんな俺達を見ている方々の中には、当然ゼウス様も居られる訳でぇ…

向うで開かれている酒宴の貴賓席にて、しきりに苦りきった顔で俺達を見ているな。

まぁ、自分が例えで出されたら…ねぇ。

けどさぁ…そんな場合じゃ無いんじゃ無いかなぁ~って、俺は言いたいんだ。

だってさぁ…そんなゼウス様を、少し離れた場所から…ヘラ様がぁ…うん、ゼウス様を見る目が…こ・わ・いっ!

うん、見なかった事にしましょう、そうしましょうってな。

クワバラ、クワバラ。

っか、んっ?

あれ、俺の婚約の話しを知っているって事は…当然、ファラール姫が此処へ通いたいって事も知っている筈だよね。

取り敢えずゼウス様を助ける訳では無いが確認をね。

「ゼウス様」

「なんじゃの?」

俺の問い掛けにゼウス様が鷹揚に応える。

ヘラ様が動くタイミングを逸らされ舌打ちをされているが…見なかった事にしましょう、そうしましょう、うん。

「いえ、この度は私の婚約に対し賑々しくも祝いの席を設けて頂き御礼申し上げます」

嬉しくは無いが、一応はね。

そんな俺のお礼の言葉を聞き、ゼウスさまが微笑んで仰る。

「うむうむ、ソナタは降臨界を創る要となった者であり、儂にとっては孫にも思える者よ。

 その様な者を祝う席を設けるのは当然であろ。

 まぁ…酔いにて暴走した者もおるが…それは、許せ」

ま、仕方ない…のかな?

それよりもだ、訊きたい事がね。

「それでですね、知っておられるとは思いますが…

 私の婚約者はこの国の姫にてファラール姫と申されます。

 彼女なのですが、此処降臨界にて私と共に在りたいと申しております。

 ですので彼女が降臨界へと立ち入る許可と…此処へ直接転移できる転移陣を設置したいのですが…許可を頂けますでしょうか?」

そう俺が尋ねると…降臨界の各酒宴場にてザワっ、ザワザワっと…いや、なんぞっ!

そして聞える声なのだが…「まぁ、彼女ですって」とか「もう、此処へ連れ込むのか…やるもんだねぇ~」っとかね。

いや、大概に…ふぅ、落ち着け俺、冷静に冷静にぃ…Be Cool、Be Cool…だ、俺。

何とか聞いて無い事にしましたよ、スルーだスルー。

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