表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
52/54

仁以千絵へ                         二〇〇五年八月一四日

君は少し柔らかくなったようなのを感じる。そうやって変化していく自分を静かに受容しながら、でも時にはほんの少し抗いながら自分の心身の調和を得ていったらいいと思うよ。君は少し前までオールオアナッシングみたいな生き方をしていたけれど、そんな生き方でうまくいっている人は実際にはいないんだから。特に以前の君のオールオアナッシングの生き方の有り様は特異で、そんな状態でいつまでも生きていられる人どこにもいないからね。だから今の君で人間の過程として「完全」なんだよ。文学少女は現れないか。もしかして君は「大人の女性」が好みかな?僕は一年の時から同じ授業を取っている同級生の女の子とずっといい関係を保っている。溌剌としたぱっちりした大きな黒目が輝くはっきりしたきれいな顔立ちの女の子だが、顔立ちの割には雰囲気や物腰の大人しいとっても良い子だ。でも性格はしっかりとしていて、周りとの協調と自分の意志をバランスよく自分の中に配合していて、それが周りの誰からも好感を得ている子で、僕は彼女がとても好きだ。のめりこむような恋愛じゃないけれど、僕はこの関係をとても良いものだと思っている。何故だか分からないけれど君は僕よりドラマティックな恋をしそうな気がするよ。大学は楽しすぎて一年一年が短く感じられる。色んな意味で恵まれた環境の中で、君を満たしてくれて君の心を向けられるもので毎日を一杯にして下さい。

                                    圭太より


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ