2話 妨げる
第2話です。ここからどんどん現実に目を向けることになるだろう。
赤霧:本当に俺の殺し方を知っているのか……
宗夜:あぁ残念だったな
赤霧:お前二之宮家だろ
宗夜:なぜわかった!?
赤霧:代々俺らを殺すのは二之宮家ってもんなんだよ。霧の真実を知っているのは、二之宮家しかいない。
宗夜:まあいいちゃっちゃと片付けよ
宗夜は霧の中に入るそこには7年前宗吉が霧病を患い(わずらい)みんなに別れを告げる日の記憶だった。
宗夜:なんてもんを見せやがる…
宗夜は顔に亀裂が入った宗吉をそっと抱きしめる。
霧は晴れて空も元に戻ったらしい。
それよりもカタをつけなきゃならないやつがまだいた。
宗夜:院長…
〜数分後〜
院長:ほう…赤霧を倒しましたか
宗夜:序の口にもなってないけどどうした?
院長:取引をしないか?
宗夜:場合による
院長:オポロトキシンαとトグロキシンγが必要なんだろ?
宗夜:くれるのか?
院長:いいだろう…だが治せるのは1人だけだ
宗夜:1人分あれば十分だ
院長:お前の母と自分どっちを優先するのかな?
宗夜:何を言って……ゴホッゴホッ……
院長:シンドロームが効いできました?赤霧の
宗夜:そういうことか……ゴホッゴホッ……
院長:どうしますか?
宗夜:そんなの選べるわけないだろ!
院長:なら両方死んでしまいますね。不憫なのはあなたのお母さんです。お薬があるのに息子に邪魔されて!
宗夜:俺の母さんは今関係ないだろ!
院長:ありますよ。あくまでも自分は助かろうという気ですか?
宗夜:そんなの分からねぇ、とりあえず薬を作れ!
院長:私は取引といいました。薬を作る代わりに、宗吉の遺骨を渡しなさい。
宗夜:は?そんなん何に使うんだよ……
院長:あいつは特殊だ。シンドロームにかかりにくい性質だった。それを手に入れたら…私は世界を支配できる!!
宗夜:世界を救うとか綺麗事は嫌いだからよ、しゃあなし渡してやる。
院長:話が早いな。さすが宗吉の息子だ。
宗夜:勘違いするな。俺は母さんさえ救えるなら手段は問わない。
院長:そうかいじゃあ孤児院の地下の研究室で待ってるよ。
宗夜:分かった。逃げるなよ
院長:そっちこそ
〜数時間後〜
宗夜:母さん!霧病が治る薬を見つけたんだ!今から回収しに行ってくる!
斗希:気をつけてね……
Fin_
3話で最終話になります。




