雑感6/14『お前も整頓してやろうか』
『お前も整頓してやろうか』
最後に引越し荷物が搬入されてから三日。
「一か月くらいかけてのんびり整理すればいいさ」と言っていたわたし。
気がつくと全ての段ボールを開けていて、半分くらいは中身を並べています。
勤勉というか、貧乏性というべきか。
以前「SE気質」と評されたことがあります。
モノを見るとそいつを適切な場所に配置するための工程が浮かび、実行したくなります。
ただ放っておくことができないという呪いです。
小説をざばざば書くのもこの気質が関係しているんだと思いますが、タイパばかり気にしたシステマティックなものにならないよう意識はしています。
「ソルト」でいうと
「File No.13 過ぎ去った恋に用はないよね! 我が愛の至上」
今日は喋りすぎたなあという香純が、身支度をしてお茶を飲んで、自分を落ち着かせようとします。
そこへ『綺羅』へは2度めの真紀がやってきて「人見知りな二人のお見合い」みたいになる。この空気感が書きたかったんですね。
お洒落をしようとしたり政宗の人生観を語ったりしてから「自分らしくないな、ちょっと揺り戻そう」という香純の感覚。
主人公がストーリーを追って走り続けるのではなく、立ち止まったりする。
こういうシーンは好みで「必要ない」「あったほうがいい」読者さんそれぞれで違うでしょう。
ただぽーっとしている香純を書き続けることもできたのか? そんなんで小説になるのか? それは選ばなかったルートなので何とも言えません。
スキなものは解析せず、整理せず、そのまま手つかずにしておきたい。
そういう気持ちもあるんですが。
夢の更新 〜Phase2: Dreamtime〜
第7話「7 No use in crying」は今夜21時投稿です




