『夢の更新』その1
ヨウジとジロウ
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長編(わたしの場合、連載形式で3万字以上のもの)を書いたのは『ASP』が最初になります。
異世界もの、RPG形式でレベルアップしていく小説は10万字とかすぐですが、なかなかそうはいかないですね(あれはあれでときどき読みます)
『夢の更新』は四つめの長編小説で、それなりにまとめに入ったというか、気合いのこもった作品……Phase4までありますので、よかったら最後までおつき合いください。
「お蔵出しか」という方もおられると思いますが、『ASP』からずっと再構成とリライト作業をしていて、みなさんにお見せするのは初めてなのでだいたい新作かな?
わたしは簡単なプロットと漠然とした全体像だけで書いていく場合が多いです。
『夢の更新』の制作にあたっては『ASP』のような「中年男の独り言」という形は避けたいなというのがまずありました。
三人称で五、六人が出てくる小説にしよう、ヨウジとユカリの二人がまずいて、ヨウジはしょっちゅう自分の考えを喋っているキャラにはしたくない……連れが要るなということで登場したのがジロウです。
ちょっと軽薄で主人公の代わりにいろいろやってくれる、ミッキーとドナルド方式です。
ミッキーマウスは初期を除くと優等生キャラになってしまい、そんなに無茶はできないですが、ドナルドダックはお笑いからヨゴレまでなんでもできるじゃないですか。
動かしてみると便利で、ヨウジとユカリやコウの関係を心配したり、なんか苦労人っぽいキャラになっていきます。
サキとの意外に純情な恋愛からユカリとのからみ、独立を考えるようになり、Phase2ではヨウジを思いやる立場へと進化しました。
全然予定になかったことで、いわゆる「キャラクターが動いてくれる」美味しさを味わうことができました。
イチさんとか明子さんのような暴走タイプの人物はみんなそうで(お互いにイヤな顔をしそうです)彼らがいてくれるからわたしの小説が成立しているようなもんですけどね。
「自作について語るのはよくない」という考え方もあって、カッコよくいうと「作者は作品の後ろに沈黙して立つべきである」みたいなことですね
わたしもどちらかというとそっち派ですが、予想より読んでくださっている方々へ感謝の意味?




