7/32
海原…最初からワダツミくんに任せとけばよかった
「姉ちゃん、何?その格好?」
「何?言ってんの?あんたの魂胆はわかっているのよ。このタカマガハラを奪いにきたのでしょう」
「何だって!なんで、俺が、そんなめんどくさいことするんだよ。誤解だよ」
「それもそうね。あんた、と~ちゃんに似てめんどくさがりだものね」
そこへ他の神さまが言いました。
「アマテラス様…アマテラス様…誤魔化されてはいけません」
「何だよ!それなら宇気比 して、無実を証明するよ」
お互いに持ち物を交換しました。
アマテラスちゃんはスサノオくんが持っていたトツカノツルギを噛み砕き、霧を吹き出して三柱の女神(宗像三神)を生みました。
スサノオくんはアマテラスちゃんの髪飾(勾玉)をを噛み砕き、五柱の男神を生みました。
「どう?姉ちゃん、俺、男神生んだよ。俺の無実は証明されたよね」
「そ…そうね…」
「じゃあ、しばらく、ここにいていいよね」
「仕方ないわね」
しばらく、タカマガハラにご厄介になることに決めたスサノオくん。君、おかあちゃんのイザナミちゃんのことはいいの?
ちなみに海はワダツミくんが治める事になったよ。イザナギくんは思った。
最初から海原、ワダツミくんに任せとけばよかった。
つづく




