『【大惨事】相棒がブラック労働に耐えかねて、粟の茎から物理的に海外へバックレた件』
オオクニヌシくんに協力して、国造りをすることにしたスクナヒコナくん。
医療に始まり、温泉の発見、お酒の作り方、農業を人々に教え、エトセトラ、エトセトラ…スクナヒコナくんはとっても優秀でした。
ですが、いくら優秀なスクナヒコナくんでもキャパオーバーを迎えていました。
「大丈夫ですか?スクナヒコナ様」
かかしくんとカエルくんが心配そうに声をかけました。
「ああ…国造りがこんなに大変だとは…オオクニヌシくんはどうしてる?」
「なんか、争いで国を治めるのは駄目だとか言って、各地の有力者の娘さんにアプローチしてるようですよ」
それを聞いたスクナヒコナくん。ブチ切れました。
「もういい!よし、バックレよう」
「だけど、どこ行くんですか?カミムスビ様のところへ行ったら追いかけてきますよ」
「う~ん」
考え込むスクナヒコナくんとかかしくん、カエルくん。
そこで、かかしくんが言いました。あの粟の茎に登ってみて。ボクとカエルくんが力をあわせて、弾き飛ばすから。
「うん、頼むよ」
スクナヒコナくんは弾き飛ばされて常世の国に行ってしまいました。
そして、ここにもオオクニヌシくんにブチ切れてる女神がいました。そう、スセリヒメちゃんです。
「なんですって!反省してると思って戻ってみればあちこちの女にアプローチしてるですって!」
「そうです。なんで、女はあんなのがいいんだか。その点、僕たちは一途ですよ」
スセリヒメちゃんは八十神兄ちゃんたちにチヤホヤされてました。
悪い気はしないものの…やっぱりオオクニヌシくんが気になるスセリヒメちゃんなのでした。
つづく




