第32話 『【大惨事】三食カレーのブラック労働で黄色くなりかけた白うさぎと、海から現れた眩しすぎる神の謎』
「はあ~、出雲に帰ってきたらスクナヒコナくんはいなくなっているし…これからどうしよう」
オオクニヌシくんはスクナヒコナくんと出会った海辺で佇んでいました。
そんなオオクニヌシくんのところにやってきたのは白うさぎくん。
♪エッサ エッサ エッサ エッサ
ぴょんぴょこうさぎがエッサッサ 郵便配達エッサッサ♪
「白うさぎくんじゃないか。どうしたの?」
「オオムナジくん、いえ、オオクニヌシくんのせいですよ。ボク、あれからネズミにとっ捕まって、朝から晩までこき使われているんですよ」
「そうなの。で、郵便配達っていうのは?」
「ネズミの奴、郵便事業始めて、で、ボク、配達員として働きどおしなんですよ。あっ、これ、スセリヒメちゃんからのお手紙です」
「スセリヒメちゃんから」
オオクニヌシくんへ
オオクニヌシくんにはたくさんの女の人も 女の神もいるけど、私にはあなただけなの。お酒を用意しておくから帰ってきてね
「スセリヒメちゃん、こんなにボクのことを…よし、スセリヒメちゃんのところに帰ろう」
「いいですよね。オオクニヌシくんは。ボクは年中無休で、こき使われているっていうのに。しかも、三食カレーなんですから」
「カレーって」
「そうですよ。カレーばっかり食べてるもんだから黄色い汗が出てきて、ボクの毛、黄色くなりそうですよ」
「黄色いうさぎかあ。スセリヒメちゃんにプレゼントしたら喜びそうだなあ」
「オオクニヌシくん、ヤガミヒメちゃんの時もそんな事、言ってませんでしたか?」(第13話参照(^_^;))
「ごめん、ごめん」
白うさぎくんとそんな話をして盛り上がっていると海から光輝く神が現れました。
「ま…眩しい!だ…誰?」
「本当に眩しい…でも、なんとなくオオクニヌシくんに似てるような…」
つづく




