八十神の兄ちゃんたちがまさかの超正論で浮気を暴露してきた件
スセリヒメちゃんを連れて地上に帰ってきたオオクニヌシくん。
「お父さんに地上を治めて、国造れって言われたけど、どこから手をつけてればいいのか」
「そうね。お兄様に相談したらどうかしら」
「え?お兄様って」
「ええ、オオヤビコって言うのだけど」
「え?オオヤビコ様がスセリヒメちゃんのお兄ちゃん?」
「そうよ。だから、オオクニヌシくんを鍛えてやってくれというお兄様の頼みをお父様が引き受けたのよ」
「そうか、そうだったのか。じゃあ、オオヤビコ様に会いに行こう」
「どこにいるか、わかる?」
「いつも八十神兄ちゃんたちとつるんでるから、そこへ行こう」
八十神兄ちゃんたちのところへきたオオクニヌシくん。
「何だ、オオムナジじゃないか?根の国から帰ってきたのか。それに、めちゃんこ可愛いこ連れて」
「いややわあ〜可愛いだなんて」
持っていた琴を振り回し、八十神兄ちゃんの一柱を直撃しました。
その後、スセリヒメちゃんは吉◯新喜劇の未◯やす◯さんのように、手をたたき、膝を手でたたき、コベをたたき、口で奇妙な擬音を出しました。
「あの、今のは?」
「喜びの最上級です」
「は…はあ…で、オオムナジ、何の用だ?」
「あっ、ボク、実はスセリヒメちゃんのお父さんのスサノオ様からこの地を治めて国造れって言われ、オオクニヌシって名前貰ったんです」
「へぇ~、お前が?まあ、いいけど」
「いいんですか?」
「ああ、俺達、そんなめんどくさいことやりたくないし」
「そうなんですか?で、オオヤビコ様に相談しようと思って」
「ツギハギの奴なら、稲葉のヤガミヒメちゃんのところに行ったよ」
「なんで、オオヤビコ様が?」
「ヤガミヒメちゃんのお腹に子供ができて、お前もいないし、不安がってるだろうからって。お前の子だろ?ちゃんとヤガミヒメちゃん大事にしなきゃだめだろ」
「ちょっと待って!オオクニヌシくん、ヤガミヒメって誰よ!」
つづく




