22/32
【試練】ムカデの足一本ずつにアンクレットを巻く神の職人技』
ヘビくんたちと楽しそうにしているオオムナジくんを見て、スサノオくんは言いました。「ぐぬぬ……! よし、今度はこいつをハチとムカデの部屋に放り込め!」
案内された部屋へやってきた、オオムナジくん。そこにいたハチくんとムカデくんたち。
「あ、オオムナジくんだ! ねえねえ、ボクたちにもヘビくんたちみたいにおしゃれなの作ってよ!」
「うん。でも、もう布がないんだ……」
「えー! そんなあ!」
「大丈夫ですよ。この布を使ってください」そこへスセリヒメちゃんが、何枚もの布を差し出しました。
「ありがとう、スセリヒメちゃん! これだけあれば、足の多いムカデくんたちもおしゃれにできるよ」
オオムナジくんはハチくんたちに布をスカーフのようにコーディネートし、ムカデくんたちには、たくさんある足の一本一本にアンクレットのように布を巻きつけてあげました。「わあーい! ありがとう!」
大喜びするハチくんとムカデくんたち。
それを優しく見守るスセリヒメちゃん。
「……(もう嫌だ、こいつら)」完全に呆れ果てるスサノオくん。
つづく




