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魔術師は夢?を見る
トーン…トーン…トーン…
規則正しいリズムが鳴り響く。
トーン…トーン…トーン…
眠い…体を動かすのが嫌なほどの怠さ。
トーン…トーン…トーン…
眩…しい…
ト………ン…ト……ン
(目を…覚まそう…。待ってくれている人が…)
「遅いっ!」
「アグッ!」
目を開けて真っ先に飛んできたのは顔面へのパンチだった。
「まったく、いつ目で寝てるのさ!」
「だ、誰だよ…」
そいつを見ると『アルヴ』だった。なんというか…女、ですか…?
「あのさー、意識が統合されたとは言っても僕自身は取り込まれないんだからさ〜。君のしてる行動見てるからね!?
今回だってそう。回復効果を僕が発動させてなきゃ死んでるんだよ!?
アーユーオーケー?」
「アッハイ」
「分・か・って・な・い・よ・な?
いい加減僕を理解して力を取り込む程度はしてくれないと。
今回のは100点満点中40点って所だね。
ま、また眠るからバイバイ」
「おい、ちょっとま、」
そこまでだったのか、また眠気が襲ってくる。
「大丈夫ー。また、会えるよ…」




