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死んだら最強魔術師に転生しました  作者: 明けの明星
第2章〜学園生活編〜
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魔術師は凶悪なものを作るようです〜前編〜

「うーん、最近魔術陣開発できてないなぁ…」


ある日、アルヴは魔術陣を造っていた。作りたい物をイメージし、それを古代言語でどう言い表し、書くだけの作業だが、それには相当な時間がかかる。言語が間違っていると暴発、イメージに合わないから書き直しなどなど…。色々とめんどくさい。

しかし、それを楽々とこなしているのはアルヴの知識量、魔力量、思考力による物だろう。

だが、そんな彼でも不便でない限りイメージは湧いてこない。ので、伸び悩んでいるという訳だ。(実際、これ以上伸びてもどうするのかと感じているからかもしれない)


「とにかく威力のあるやつ……」

「爆発……」

「芸術?」


変な思考に陥りかけながらも1時間、ようやくイメージが湧いた。


「そうだ!水素があったじゃんか!」


中学くらいの時の授業内容を思い出す。水素は可燃性。酸素と結びつき空気に触れれば爆発。残るのは水だけ。


「確か重水素とかもあるけど…わからないしやめよ」


となれば早速作るだけなのだが、


「あ、これ水電解していく時に雷系使わないと無理だ。マルチ使うか…?いや、無理だな、手間も時間もかかる。うーん…」


水を出しながら雷系の魔法を使うのはお手玉しながら自転車をこぐようなものだ。そこをアルヴは楽にこなしてはいたが、雷系は制御が難しく、下手をすると違うものになる可能性もあった。


「うー、あー、これは設置型にするしかないのかな…いや待てよ」


そこでアルヴは気付いた。|いつも自分は陣を書く時に何を使う《・・・・・・・・・・・・・・・・》?それは魔力を付与したチョークだ。魔力を込めると、伝導性が良くなる。じゃあ、直接魔力でやったらどうだ?と。


「えーと、光系の魔術陣。形は自在、基本は円。ある程度の型を覚え、想像しただけで発動できるような……」


アルヴはカリカリと紙に内容を書いていく。だが、書きすぎて真っ黒で何も読めない。何を書いているかも意味不明である。


「ひとまず、これで書いてダメだったら案を考えていこう」


アルヴはフライトで飛び、薔薇の城に行く。そして着くなり床に書き始める。

その内容は大まかに表すと、

「我、光を用いて字を表す。規定内の形で表し、光は学び、形を変える」

というものだ。制御などのも書かれているが割愛というやつだ。


「よし!できた。けど…、無駄多いな」


突貫で作ったのだから当たり前なのだが、妥協して今は起動させることに専念する。

しかし、途中まで輝くと光を失い、陣が壊れてしまった。


「あちゃー、やっぱ無駄が多すぎたか。削れば問題はないかな…」


どの部分を削ればいいかなどを考えて、数十分後、


「よし!帰ろう」


ある一種の思考放棄とも言える。そして、帰った後はティナのことをモフッて癒されていたアルヴを見て癒されていた人達がいたとのこと。


後編に続きます。

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