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死んだら最強魔術師に転生しました  作者: 明けの明星
第2章〜学園生活編〜
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魔術師、翼人との出会い

「ん、んぅ……」


おや、翼人の人が起きたようだ。


「おはようございます」

「おはよ……?」


すると彼女はこちらをハッキリと見て、


「誰…?」

「僕は薔薇の城の主、アルヴィンです」


実際、こう言っといた方が都合が良い。理由としては僕の魔力を使ってるので誤魔化してもバレるので、だったらもう主で良いじゃないか、と。


「……いきなり超級魔法放たれたんだけど」

「それについては城の半径20メートルに近づかなければ大丈夫でしたよ。まあ、守る必要性すら感じないんですけど保険ですよ、保険。これ食べます?」


僕が出したのは冷凍庫 (魔道具)から出したバニラアイス。それを見ると、


「…貰う」

「甘いの好きなんですか?」

「ええ…」


それにしてもこの人、喋るけど一言だけだなぁ。あれかな、コミュ障的な。


「あなたは、あれをどうやって浮かしてるの?」


普通に喋れました。はい。


「あれは物体構成を変え、維持する魔術にフライトの魔術を使い………」

「じゃあ、魔力は大丈夫なの?」

「はい、魔力を消費していかないと結晶が出来て死ぬ可能性があるので」

「魔力固結症?どれだけの魔力を秘めてるの?」

「それは分かりません」


こうやって色々と話しているうちに分かったことが何個かあった。

彼女達は高度30,000メートル近い山奥に住んでいる。

寿命は長く、1000年以上は生き続ける。つまり彼女はロリバb…。

魔力量は極めて高く、魔法適性は風が多い。

僕の薔薇の城に近づいたのは魔力の塊が浮いていたから、など。


「つまり、興味本意で近づいたら沢山の弾を撃たれたと」

「ええ、そう。もう撃たれたくはない」


ジーッとアスタルテを見る。あ、顔逸らした。確信犯かな?まあ、警備は怠ってないし、今回は不問だな。今度からは敵意を感じたら速射で良いや。


「取り敢えずもう帰れば?」

「ええ、できたらそれがしたいのだけれど」

出来たら(・・・・)?」

「魔力を防ぐのに全部使ってしまって。回復速度は遅いから明日まで待たないと」

「……あ〜、じゃあ、薔薇の城に一晩泊まっていって下さい。これ持ってれば迎撃される事は無いので。回復効果がありますし、明日までには多分大丈夫でしょう」

「…感謝する」


僕は外に出てフライトを使ったエレベータ的なものに彼女を乗せ、そのまま上に上がらせた。


「あ、そうだ。これに手を乗せて自分の名前言って。それで今度からは入れるから」

「……分かった。…『ジルヴェスト=ゼフィロ』」


すると、彼女の手に淡い光が現れ、腕輪になった。


「それ外さなければ入れるから。あと、誰かが使おうとしても撃退装置が発動するから気をつけてね。じゃ、また今度」

「…ありがとう」


そのまま下に飛び降り、つかの間の自由落下を楽しむ。地面が近づくとフライトをかけて地面に降り立つ。


「はぁ〜、風呂入って寝ましょう」


おそらく、彼女とはまた会う事になるだろう。てかなるな。

ああ〜、戦争みたいな事にならなきゃ良いんだけど。




しかし、悲しくもこの予想はあたる事を今のアルヴは知らなかった……。


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