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死んだら最強魔術師に転生しました  作者: 明けの明星
第2章〜学園生活編〜
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魔術師は約束をする


心地よい眠りから覚めた俺はここで重大なことに気がつく。


「ア、アルヴ!」

「ん…?ふあああぁぁ…」

「マスター、お目覚めですか」


ティナは切羽詰まったように、俺は呑気に、アスタルテは残念そうに。


「どーしてアスタルテに膝枕されてるのかな〜?」

「え……………」

「マスターが疲れていると思ったためです、ダメでしたか?」

「いやもういいです、ぷいっ」


ティナが拗ねた。でも、拗ねたティナも可愛いなぁ…。まあ、このままだとこじれていきそうだし、


「じゃあさ、ティナの傷が治ったら街にでも出かける?」

「でも……、あんなことがあったばかりだし……」

「大丈夫、次は対策があるから」


その策はあとで身を持って知る奴らがいるだろう。奴隷商とか、奴隷商とか、ロリコンとか。


「へ〜、じゃあ行こっかな♪」

「うん、一緒に行こ」

「でも条件」


何だろうと思い、首をかしげる。


「今度は手も繋いでて欲しいな」

「いいよ、今度はあんな危ない目には合わせないから。絶対に」

「えへへ、ありがと…う…………」


そこまで言うとティナは疲れたのか眠ってしまった。時間帯は辺りが暗く、月、は当てにならないな。仕方なく部屋に戻ることにする。戻る前にヒヒイロにティナの護衛を頼み、帰った。帰りの最中、あった生徒はいなかった。


「9時…かぁ………」


まあ、あわなかったのにもこんな時間に戻ったのが理由か。そんなことを考えていると、

突然息が苦しくなり、喉の奥から何か這い上がってくるような嫌な感じがした。


「かはっ…かひゅ、げほっげほっ」


それを吐き出すと紅く輝いた石だった。強い魔力を帯びているのがよくわかる。


「これは、魔晶石……?なぜ……」


アルヴは底知れぬ恐怖を感じた。なぜこれが自分の体から出てきたのか、さっぱりわからないからだ。

そして、知識から一つの結論を出した。魔晶石は魔力濃度が濃いところに生成される。つまりは……


「この魔力量は、危ないのか……?」


今は平気だが魔力量が伸びているのは自分でもわかる。このままだと高等部に行くまでに死ぬだろう。


「どう…しよう……」


と、深刻な顔をしていると、


「マスター、一つ宜しいですか?」


アスタルテが何か言いたそうにしている。


「うん、いいよ」

「では。魔力が多いのであれば分散してしまえばいいのです。マスターが使っている薔薇の城、私、ヒヒイロ殿に分ければ問題はありません」

「でも、その場合与える影響とかはないのか?」

「ありません、私達は常に魔力を消費しています。動くだけでも魔力を消費します。魔法を使う私は多くても足りないくらいです。見た所、マスターの魔力回復速度は、1日に一回大きく回復します。なので私達に補給したら問題ないかと」

「そうなのか…ん?ま、いいか。じゃあ、今度から頼む」

「はい、マスター」


良かった、死ぬ前に方法が見つかって。このままじゃ、また前世のように置いていくところだったよ。

まあ、なんとか溜めてくやつとか、魔力を霧散させてく魔道具を作らないとなあ…

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