惨劇を呼ぶ魔術師〜前編〜
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読みにくく、展開が速いものだと思いますが読んでいただけて嬉しいです!
ふわぁ、と小さな欠伸をしながら起き上がる。すると、
「おはようございます、マスター」
アスタルテが挨拶をする。いやー、誤魔化すのすっごい大変。まあ、それはいいとして。
「ねえ、なんでメイド服…?」
「これが付き添う者の服装だと言われていました。間違っていますか?」
「いや、…もういいや、教室行こ」
ササッと制服に着替え、扉を開ける。
「あうっ!」
「ティナ!大丈夫?」
開けた瞬間にゴン、と頭をぶつけたらしいが、大丈夫らしい。なんでそんな近くにいたんだ。
「えへへ、なんでも無い」
うーん、大丈夫なら大丈夫でいいんだけど…。教室へ向かうとアスタルテをみて話しかけようとしたのがいたのだが、
「必要ではありませんので、質問は返しません」
と、頑なに話すのを嫌った。昔の事もあるのだろうか、気になるがそれはいい。問題は俺の不快度指数が現在進行形で上昇中だからだ。この教室の奴ら全員と仲良くなりたいと言ったな、あれは嘘だ。半数はいい奴みたいなのだが、もう一方は見下している感じがあり、ティナにも友達ができていて、友達と固まってるティナの方を見ては下卑た目で見るので魔力を込めた目でギロ、と睨むといい感じに散ってった。すると、
「なあ、アルヴィン君。友達になろう!」
唐突にそう言われたものだからパチクリと目を見開く。
「え、ええ、いいですが」
「おお、良かったよ。よろしくアルヴィン君。僕は『デルガド=トルメニク』デッドと呼んでくれ!」
お、おう。ノリノリすぎてついていけん。っは!ティナの方を見ると話しかけられそうになっている!
「:エコー:(アスタルテ、ティナに近ずく奴ら全員脅しといて)解除」
「ん?どうしたんだい?」
「いやなんでも無いよ、デッド」
「そうか、ならいい。何か呟いていた気がしたのでな」
チラッとアスタルテの方を見るとちゃんと威圧の使い方を知っているようだ。よし、問題無いな。
ガチャ、バタン。
「ほいほーいさっさと席付いて。授業始めるよー」
こんな適当な教師でも、教え方は上手なのが不思議だなぁと、思いつつ今日もまた授業が始まる。




